風とけものと友人たち

風とけものと友人たち

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087730555
  • NDC分類 933

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぱせり

4
豊かすぎるこの環境(七章の暑すぎる夏の「贈り物」は怖ろしい・・・こういうのも「豊かさ」のうちですね)と、この受け入れいの広いお母さん(ムーミンママのイメージて、ほんとですね!)のもとで育つ子ども時代。どんなに羨んでも足りないくらい。わたしもこの家のお客になって、ダレル夫人に歓迎してもらえたら、どんなに幸せだろう。ああ、これで三冊め。とうとうおしまいだ。あわせて、今年の夏も終わっていくなあ、と少しさびしい。2011/09/12

ロピケ

2
第2作『鳥とけものと親類たち』が近所の図書館でどうしても見つからず、先にこちらを読んでしまった。心配をよそに2作目の流れを掴んでいなくても全く問題無しに楽しめた。コルフでの抱腹絶倒生活を追体験できる。何しろダレル家の人間、コルフ住民、ダレル家のゲストの三位一体に加えて、コルフ島の自然がなんとも魅力的。訳者の池澤さんがギリシャへ飛んだ気持ちも十分理解できる。ジージーのためのパーティーの『くらやみクラレフスキィ』と『するするステファニデス』のショーやクリーチ船長の歌(途中まで!)をその場で鑑賞できたらなあ…。2011/09/16

heathertop

2
インドからやってきたプリンスなどの新キャラも加わり、三冊目にしてネタに衰えがないところがすごい。ジェラルド少年がコルフ島で過ごした5年間は、よほど濃密なものであったに違いない。2010/03/03

きゆらむ

1
コルフ島シリーズ第三弾。相変わらずの楽しさ。素敵なお母さんの出自がインドだった。そしてあまり詳しく書かれてなかった、自慢のお料理が結構出てきて嬉しい。何と言ってもラリーのユーモアはパンチが効いてる。お母さんをからかうところとか大好き。レズリーのいたずら好きも新たに出てきた。これで終わってしまうのかと思うと寂しい。いつまででも読んでいたい。これも図書館で借りた。3冊とも手元に置きたい。2017/07/31

ぐう

1
コルフ島シリーズ最終巻・・・もっと読みたいなぁ。訳者が魅了されて移住しちゃうのも頷けます。今となっては夢のような生活ですね。登場人物も環境もとっても魅力的で楽しめました。2015/03/18

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