目次
東アジアから包摂都市を構想する
1部 包摂都市を実現するための政策・理論(包摂都市への条件―フォート・ローダーデール市の事件から学ぶべきこと;脱ホームレス支援から進化した日本型「社会住宅」市場の登場と社会的不動産業の可能性;日本のホームレス・生活困窮者に対する政策の展開;日本の地方中小都市における貧困と排除から考える社会政策的課題―母子世帯に注目して;韓国の住宅政策と居住福祉政策;韓国の移民政策と在韓華僑;台湾の住宅政策と住宅問題―台北市を中心として;土地開発体制主導下の高密度都市における香港住民の日常生活)
2部 包摂都市を実現するための実践(香港のインナーシティにおける住宅困窮状態の類型と特徴;包摂都市に向けた日本の実践―社会的不利地域における包摂型地域再生;包摂都市に向けた韓国の実践―社会住宅と包摂型居住支援;包摂都市に向けた台湾の実践―民間主導による居住支援と地域再生;包摂都市に向けた香港の実践―包摂型支援策と支援実践の課題)
著者等紹介
全泓奎[ジョンホンギュ]
1969年、韓国ソウル生まれ。東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻博士課程修了、博士(工学)。大阪市立大学都市研究プラザ教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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