長崎・人魚伝説

長崎・人魚伝説

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784087728613
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

天明8年、長崎遊学に出かけた絵師・司馬江漢の真の目的とは何だったのか?江戸の深い眠りの中で、長崎を通して世界を見てしまった大天才・平賀源内。大きな夢を描いたために謎の獄死を遂げた。江戸吉原の遊女の娘に生まれ、長崎丸山の遊廓に売られた薄幸の女・瑠璃。源内は自らの夢を幼い日の瑠璃に託していた。だが、その秘密は瑠璃本人さえ知らなかった。瑠璃に接近する江漢とその弟子・弥吉。江漢を助けるオランダ大通詞・吉雄幸作。江漢の動静を探る出島乙名の北島藤十郎…。男たちに翻弄される瑠璃の運命は?そして源内の壮大な夢とは?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星落秋風五丈原

23
瑠璃が遊女となった十五歳の時から、数えて六年が過ぎていた。オランダ人相手の暮らしであったが、瑠璃には何かしら秘密めいた魅力があった。そんな瑠璃を司馬江漢が訪ねて来た時—瑠璃と謎の獄死をとげた平賀源内との知られざる秘密の鍵が解かれ始めた。壮大な夢半ばにして憤死した源内が瑠璃に仕掛けた大いなる「秘密」とは…。時代の奔流と、男に翻弄される薄幸な女の謎を描く時代ミステリー。 1992/08/01

21
図書館本/長崎丸山の遊女 瑠璃を主人公に、彼女の波間を漂う泡沫の様な生涯と、儚く消えた想いを書いた物語。アンデルセンの人魚姫になぞらえた、伝える事も叶わなかった彼女の淡い恋心は、名も知らぬ父の不在や、幼き頃彼女に物語った平賀源内の残した記憶、育ての親の思惑に翻弄されていく。ただ一つの拠り所であり、流れに流されまいと抗い掴んだ、絵を描くという手遊びさえも、この時代に彼女を繋ぎ止めておくことは出来なかったのか…瑠璃の海に解き放たれた想いが切ない。2017/11/25

みっちゃん

5
人魚姫の話をモチーフに、江戸時代の長崎出島を舞台にしたお話。平賀源内、司馬江漢、鈴木春信など歴史上の人物に絡め、幾つかの謎が解かれる。しかし当時の女性の地位の低さに驚く。瑠璃の一生は一体なんだったのか。報われない...。2014/12/21

toshio

3
人魚を食べた女から流れてきたけど タイトルに騙されたかな、人魚伝説が弱すぎる。 しかし、内容は面白かったね。 田沼さんの思惑では、幕府が商船団を組織すれば 3年で列強に日本を奪われることなく開国できるとか。 やはり、江戸幕末ではヨーロッパに食われるか ヘタすると3流田舎者のアメリカにすらくわれるか 薩長あたりの田舎者の売国奴がアタ先考えずに 金に目がくらみ占領されていたかだろう。 まっちゃんありがとう2012/03/07

へな

2
以前、図書館のリサイクル本でもらった。途中までは、面白かった。2013/04/19

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