不良

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  • 北野武
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 集英社(2020/06発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 160p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087717174
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

四人の少年たちは、やがて大人になり、暴力と金の世界へ――。
北野武のド直球勝負作となる青春バイオレンス小説!!

中学の入学式、いきなり喧嘩で相手を圧倒したキーちゃん。なぜか気に入られた茂は、埼玉出身の悪ガキ鈴木、魚屋の佐々木と共に四人で毎日遊びまわることになる。飲酒喫煙、喧嘩カツアゲから刃物を使った暴力沙汰まで、とにかく悪戯や悪ふざけを越えた遊びで悪名高い集団に。しかし中学も終わりに差し掛かった頃、キーちゃんは姿を消す。どうやらヤクザになることを決めたらしい。キーちゃんの代わりに番長と見られるようになった茂の立場は微妙に変化し、高校に入ってからも様々な火の粉が降りかかるようになる。ある日、揉め事の最中、茂にちょっかいを出し続けていた岡田の腹を佐々木が出刃包丁で刺してしまい――。チンピラから成り行きでヤクザの世界に入り込んでしまう少年たちの姿を描く、青春バイオレンス小説。
表題作の中編「不良」に加えて、単行本完全書き下ろしとなる短編「3-4X7月」も収録。

【著者略歴】
北野 武(きたの・たけし)
お笑いタレント、司会者、映画監督、俳優。1947年東京都生まれ。1980年代初めに起こった漫才ブームにおいて、漫才コンビ「ツービート」として社会を風刺するシニカルな笑いで人気を獲得。1990年頃より司会業や映画監督業を活動の中心とし、MCを務めるテレビ番組の中には20年以上続くものがある。その行動や言動は、一般・芸能界問わず、多大な影響力をもつ。精力的に執筆活動も行っており、近著に『キャバレー』『北野武第一短篇集 純、文学』『首』など。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

201
中学からヤンチャな奴らがヤクザになっていく姿を、ちょっとコミカルに描いてます。昭和の北千住や上野って、こんなヤバい感じだったんですね。暴力団の修羅場に、伊藤咲子「ひまわり娘」を合わせてくるあたりは、さすが世界の北野って感じで、映画の1シーンが目に浮かびます。でも、全体的に消化不良気味で、たけしファンにのみオススメです。2020/08/10

いつでも母さん

171
馬鹿、ばか、みんなバカ。懐かしい不良の物語。だけど読めちゃう。どうしても映像が浮かぶのは北野武ならではか。もう一つの短編も良い。『どれが現実なのか』本当にね。春からこっちのことも夢だったらいいのにね。2020/07/06

R

51
昭和の不良の顛末を描いた小説、コミカルな部分もあるんだが、どこか淡々とした、厭世とも違う、醒めた感じを覚える内容だった。あえてかっこよさとか、何か尖ったものを抑えて、酷い日常を描いているところが物悲しさを感じさせる文章だった。懐かしいとも違うんだけど、或る意味安易で、ありていな話なのに、読み終わってしんみりすることができるお話でした。色々なテーマをあえて語らない物語。2020/08/03

シャコタンブルー

49
キーちゃん、佐々木、鈴木、俺の4人が中学を舞台に暴れまくる姿は北野監督の初期の映画作品に見られるようなエネルギーを存分に感じ、とてもエキサイティングだった。特にキーちゃんの喧嘩のシーンは迫力満点の連続で思わず肩に力が入った。その凄まじい血潮満載と感じたのは彼らが中学生までのことで、後に彼らがヤクザになってからの後半のストーリーは組織の一員として埋もれてしまい、溌剌としたエネルギーが失われ、個人という意思が消失してしまったかのような印象を持った。中学時代が面白かっただけに余計にそう感じたかも知れない。2020/07/25

GAKU

47
久しぶりに北野さんの小説を読んだ。う~ん!?まぁまぁでした。2020/07/25

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