チンギス紀〈7〉虎落(もがり)

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チンギス紀〈7〉虎落(もがり)

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  • サイズ 46判/ページ数 341p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087717112
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

心にしみこんだ敵は、心から消さねばならない。
草原が二大勢力に分かれるとき、かつての盟友は最大の敵となるのか?

ジャムカはテムジンの部将を討ちとった際に深傷を負ったが、それも癒えつつあった。テムジンはケレイト王国のトオリル・カンと結んでおり、ジャムカ、タルグダイ、アインガは、それぞれ単独では対抗できない。タルグダイの妻ラシャーンはタルグダイの意向をふまえ、ジャムカと二人きりで密かに話す機会を得る。タルグダイはすでにアインガとは会っていた。
あとは、ジャムカ、タルグダイ、アインガの三者が出会い、共通の敵について語ることができるかにかかっていた――。
モンゴル族の各氏族、メルキト族、ケレイト王国が二つに割れ、草原の覇者をめぐる一大決戦の幕が開ける、好評第七巻。

【著者略歴】
北方謙三(きたかた けんぞう)
1947年佐賀県唐津市生まれ。中央大学法学部卒業。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞、05年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞、07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞、10年に第13回日本ミステリー文学大賞、11年『楊令伝』(全15巻)で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞。13年に紫綬褒章を受章。16年「大水滸伝」シリーズ(全51巻)で第64回菊池寛賞を受賞。『三国志』(全13巻)、『史記 武帝紀』(全7巻)ほか、著書多数。

内容説明

この戦で、旧友と、雌雄を決す。ジャムカ、タルグダイ、アインガは、テムジンとトオリル・カンに勝つために、三者による大連合を築く必要があった。果たして、それは成るのか?誰が、草原の覇者となるのか?その帰趨を決する戦いの幕が、いま開こうとしていた―。

著者等紹介

北方謙三[キタカタケンゾウ]
1947年佐賀県唐津市生まれ。中央大学法学部卒業。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞、05年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞、07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞、10年に第13回日本ミステリー文学大賞、11年『楊令伝』(全15巻)で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞。13年に紫綬褒章を受章。16年、第64回菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

200
新型コロナウィルス対策購入シリーズ第五弾、チンギス紀の最新刊第七弾、『虎落』です。【チンギス紀完読プロジェクト】 https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11287876?sort=book_count&order=desc 本書は、内戦:盟友ジャムカと草原の覇者を賭けた決戦の巻でした。続いて2020年7月の第八巻へ。まだ連載は続いているので、第九巻までは、確定です。これまでの実績では、本シリーズは全15巻程度でしょうか?2020/04/16

Sato19601027

87
モンゴル高原を2分する闘いを前にした漢たちの思い、熾烈な闘い、結末が描かれる。テムジン=トオリル・カンに対抗するのは、ジャムカ=タルグダイ=アインガの三者連合。連合の為の会談を前に、剣を打つタルグダイとラシャーンの姿が秀逸だ。また、傍観者となった元メルキト族長トクトアの「人の愚かさが、いま草原の中でぶつかり合っている」という視点は、現代の紛争においても、そのまま当てはまる。そして、騎馬隊による闘いのシーンは、目の前で繰り広げられているかのような臨場感があり、迫力に充ちている。闘いに敗れた者の背中は哀しい。2024/06/17

まえぞう

50
チンギスとトオリル・カンvsジャムカ、アインガ、タルグダイ連合軍の戦いです。チンギスを描いた作品は幾つか読んできましたが、戦闘シーンを語らせたら北方さんに叶う人はいませんね。読んでいて感じたんですが、老獪というかとらえどころがないトオリル・カンの描き方が難しいですね。次は彼との戦いです。2020/03/31

パトラッシュ

48
いよいよテムジンとジャムカの本格対決。チンギス伝では最も激しく哀しいドラマとされる部分で、作者得意の戦場シーンの連続だ。生死を賭けた戦いなのに、二人とも楽しんでいるようだ。かつては協力した仲ながら、草原の王座はひとつしかないとわかっていたから。愛する男を守るため必死に動くラシャーン、初の大きな戦に覚悟を固めるアインガ、幸福な死に場所を得たベルグティなど周囲の面々も魅力的に躍動する。双方が知略の限りを尽くすが、最後は兵站の準備怠りなかったテムジンが勝利してモンゴルの覇権に近づく。大帝国への出発点を堪能した。2020/05/28

Ayako

36
これまではなかなか話が進まない静かな展開の巻もあったが、いよいよ本格的な戦いが始まる。誰が草原の覇者となるのか。その雌雄を決する時が来たのだと思うと、思い入れのある登場人物もいるだけに複雑な心境になる。そして、登場人物の名前が未だに覚えられない…。特にテムジン一族は、誰と誰がどういう関係だったっけ?と何度も一覧を見返してしまう。2020/07/17

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