スキマワラシ

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スキマワラシ

  • 恩田 陸【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 集英社(2020/08発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 472p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087716894
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

白いワンピースに、麦わら帽子。
廃ビルに現れる都市伝説の“少女"とは?

古道具店を営む兄と、ときおり古い物に秘められた“記憶"が見える弟。
ある日、ふたりはビルの解体現場で目撃された少女の噂を耳にする。
再開発予定の地方都市を舞台にした、ファンタジックミステリー。

【著者略歴】
恩田陸(おんだ・りく)
一九六四年、宮城県生まれ。九二年に『六番目の小夜子』でデビュー。二〇〇五年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞と本屋大賞、〇六年『ユージニア』で日本推理作家協会賞、〇七年『中庭の出来事』で山本周五郎賞、一七年『蜜蜂と遠雷』で直木賞と二度目の本屋大賞をそれぞれ受賞。近著に『祝祭と予感』『歩道橋シネマ』『ドミノin上海』など。

内容説明

白いワンピースに、麦わら帽子。廃ビルに現れる“少女”の都市伝説とは?物に触れると過去が見える、不思議な能力を持つ散多。彼は亡き両親の面影を追って、兄とともに古い「タイル」を探していた。取り壊し予定の建物を訪ねるうち、兄弟はさらなる謎に巻き込まれて―。消えゆく時代と新しい時代のはざまで巻き起こる、懐かしくて新しいエンタテインメント長編。再開発予定の地方都市を舞台にした、ファンタジックミステリー。

著者等紹介

恩田陸[オンダリク]
1964年、宮城県生まれ。92年に『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞と本屋大賞、06年『ユージニア』で日本推理作家協会賞、07年『中庭の出来事』で山本周五郎賞、17年『蜜蜂と遠雷』で直木賞と二度目の本屋大賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鉄之助

612
ザシキワラシが「家」に憑く、のに対しスキマワラシは「人の記憶」に憑く。この設定に憑かれてしまった。しかし、ホラー、かと思ったらファンタジー。「弟よ」「なあに、兄ちゃん」と合の手を入れる、太郎と散多、奇妙な兄弟に冒頭から引きこまれる。骨董店の店主はストーリーテラー、だという。「人は骨董品をストーリー込みで買う」名言だ。こんな、印象的フレーズがあちこちに…。2024/04/11

starbro

477
恩田 陸は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、隙間童子幻想譚でした。柳田 國男の遠野物語のような雰囲気もあります。 しかし次男なのに散多(さんた)なんていう名前をつけてはいけません。私の取引先には、三田(さんた;苗字)さんがいます(笑) http://renzaburo.jp/shinkan_list/temaemiso/200807_book01.html2020/09/15

さてさて

405
ミステリーな雰囲気満点に展開するこの作品。そこには、太郎と散太という兄弟が遭遇する不思議世界への扉が開かれる瞬間を見る物語が描かれていました。『確かに、白い服を着た女の子だ、ということは分かった…本当に、いた』という衝撃をあなたが目撃するこの作品。『突然だけれど、僕はチーズケーキが好きである…本当に唐突だね… でも、そろそろ慣れてきてくれたかな?』といった独特の回りくどい言い回しが病みつきにもなるこの作品。恩田さんの魅力満点に、珍しく突き放されない結末を楽しめる、”ファンタジックミステリー”な作品でした。2022/12/05

射手座の天使あきちゃん

374
他の方も書かれている通り「で、結局何がどうなってるの?」が正直な感想です。 文法の五段活用は、「読ま(ma)ない・読も(mo)う・読み(mi)ます・読む(mu)・読む(mu)とき・読め(me)ば・読め(me)」と動詞の母音がa・i・u・e・oの5通りに変化しますが、恩田陸6段活用は、ごく稀に「読ま(ma)ない・読も(mo)う・読み(mi)ます・読む(mu)・読む(mu)とき・読め(me)ば・読め(me)→読んだ→ハズレだ❕」と動詞そのものの変化も伴います(笑)。 恩田さんゴメンナサイ m(_ _)m2021/11/30

ウッディ

343
特別なタイルに触れると過去の映像が浮かぶという能力を持つ散多、古道具屋を営む兄とともに、映像を見せるタイルの共通点と不思議な能力の謎を探る彼らは、解体工事現場で白いワンピースの少女と出会う。飽きさせずに読ませる一冊だったが、「・・で、スキマワラシって何?」っていう疑問が最後まで残り、散多の能力と両親の死がどうつながっていたのかよくわからなかった。これだけ長い小説なのだから、伏線を回収してもらわないと、徒労感が半端なかった。この本のノスタルジックな雰囲気は嫌いじゃないから良いけど・・。2021/03/01

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