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内容説明
世界を魅了しつづけるファッションデザイナー・山本耀司。「時間をデザインする服」の秘密の全貌を、哲学者が読み解く。貴重なコレクション・フォトを118点収載。
目次
過去、女、空しさ
モード、あるいは過去へのまなざし
女性的なるもの、あるいは埋められぬ隔たり
自由、あるいは空しさ
著者等紹介
鷲田清一[ワシダキヨカズ]
1949年9月2日、京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。哲学者。現在、大阪大学総長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
k5
44
ヨウジさんについて知ろうシリーズその2。コレクションの写真と引用が多めで、ちょっと論文っぽいものを期待していた自分としては僅かに肩透かしでしたが、1980年代から2001年までのコレクションの写真が豊富で、ヨウジヤマモトの世界観がよく分かる一冊です。ヨウジさんはドストエフスキーと坂口安吾が好きだったり、最近のコレクションで鶴田浩二や北原ミレイの曲を使用したりと、知れば知るほど興味が湧いて、最近YouTube等でも追いかけてます。他にも本ないかな?2025/03/15
KJ
5
良い感じに歳をとったらヨウジヤマモトの服を着まくりたいと思っていたら、哲学者の書いたものがあったので飛びついた本/現象学者の服といえるような、あいまいさ・不確定さに開かれた服。その都度定着し形を取り、しかしすぐに廃棄されていくモードの概念についての解説も分かりやすかった/「ヨウジヤマモトを着る男はこんなやつ」がここまで書かれてると、逆に抵抗感が芽生えそうになるけど、、、、、そう思いがちなシャイな人こそのための服だと思うようにしよう2024/12/03
稜哉
4
言いたいこと全部言ってくれる2017/03/22
よし
4
もう10年以上も前に原美術館で山本耀司の作品展を見てから、このデザイナーに関心を持っていました。この本は哲学者の著者がヨウジヤマモトを論じた本です。鷲田さんの膨大な知識・様々な引用を駆使した話の展開に追いつくのは大変でしたが、緩やかなリズムを楽しむことができました。1981-82年から2002-2003年までのコレクションの写真も沢山あり、本のデザインも美しくていいですね。2015/04/06
Kenji Nakamura
3
やっぱりかっこいいなぁ。39年間服に興味を持ったことはなかったけど、これからはお金を貯めて買いたいなぁ (((o(*゚▽゚*)o)))2016/12/15