内容説明
これから繰り広げられる議論は、私が実際に小学生におこなった特別授業がもとになっています。本書を読むみなさまも、好奇心に溢れた小学生と一緒にことばの探検の旅に出られることでしょう。そして、その探検の核になっているのは「対話」です。教える側も教わる側に多くを学んでいますし、私は本当の学問は対話の中にこそ生まれるものだと感じています。実際にこの授業でも、小学生からの質問で新しい発見がありました!さあ、授業という名の探検のはじまりです。
目次
朝礼 ことばはおもしろい
1時間目 濁点「゛」のなぞ
2時間目 「ぱぴぷぺぽ」にまつわるエトセトラ
3時間目 子どもの言い間違いを愛でる
昼休み 「わかった?」って聞いちゃダメ
4時間目 プリキュアに似合う音
5時間目 ポケモンの進化は名前でわかる
6時間目 原始人のしゃべり方
7時間目 世界と日本の多様なことば
放課後 まだまだ質問に答える
スペシャル対談 橋爪大三郎×川原繁人―社会学者と言語学者が考える「学び」とは
対談をうけて 私が娘に「一〇〇点なんて目指さなくていい」と言った理由
著者等紹介
川原繁人[カワハラシゲト]
慶應義塾大学言語文化研究所教授。1986年和光幼稚園、1992年和光小学校卒業。2002年国際基督教大学より学士号(教養)、2007年マサチューセッツ大学より博士号(言語学)を取得。ジョージア大学・ラトガーズ大学にて教鞭をとったのち、現職。専門は言語学・音声学。義塾賞(2022)、日本音声学会学術奨励賞(2015、2023)などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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