出版社内容情報
3世紀に建設され、ある日、忽然と消えたアレクサンドリア図書館。殺された恩師の意を受け、その行方を探す大学教授エイミーを、陰謀の魔の手が追い詰める。知的冒険エンターテイメント。(解説/三橋曉)
内容説明
古代アレクサンドリア図書館は、いまも存在している―。射殺された大学教授アルノがエミリーに残した手紙には、7世紀に忽然と消えた伝説の図書館の現存がほのめかされていた。エミリーは、謎だらけの教授の言葉に導かれ、幻の図書館を探す旅に出る。一方、ワシントンDCにも、図書館の行方を追う者たちがいた。手段を選ばない彼らの魔の手がエミリーに迫りくる!ノンストップ史実ミステリー。
著者等紹介
ディーン,A.M.[ディーン,A.M.] [Dean,A.M.]
古代文化や宗教史の第一人者で、数々の有名大学で教鞭をとる。2012年に発表した小説デビュー作『失われた図書館』は16の国と地域が版権を取得した人気作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケイ
134
ある日突然、知っていたようでよくは知らなかった人がなくなり、何かが自分にふられる。興味がでてきて関わってみると、世界規模の出来事で、暗号や謎をとかねばならず、闇の結社があり…と、コンセプトはダン・ブラウンそのままだ。しかし、展開も、捻りもまったくレベルが違う。それでも、何かがあるかとこの長さを読み続けたが、ミステリ好きな方にでもあまりおすすめはできないように思った。2017/11/12
川越読書旅団
35
面白い。謎解きミステリー。ただ、ハリウッド的なご都合主義描写も多々、、、。2017/12/24
ぽろん
35
ファンタジックな題名に惹かれて借りてきたら、今にも「ダ・ブィンチ・コード」のラングトン教授が現れてエミリーを助けに現れるんじゃないかと思えるストーリー展開だった。実際に存在し、焼失したアレクサンドリア図書館が実はまだ何処に存在するという想定の冒険活劇。これは、ハリウッド映画で観たいなあ。面白かったです。2017/09/29
りつこ
34
途中まで真剣に読んでいたんだけど…えええ?それって都合よすぎない?いやもしかするとそう見せかけて、のトラップなのかも?と思いつつ、なんだよーそうなのかよーの展開に後半は飛ばし読み。うーん、ひどい(笑)。 2017/11/08
星落秋風五丈原
25
図書館をめぐるカウンシルとソサエティの対立関係がダヴィンチコードヒロインバージョン。2021/10/03