福音館文庫<br> 雪の女王―アンデルセンの童話〈3〉

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福音館文庫
雪の女王―アンデルセンの童話〈3〉

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  • サイズ B6判/ページ数 309p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784834006674
  • NDC分類 K949
  • Cコード C8297

出版社内容情報

天性の童話作家アンデルセンが描く多彩で豊かな真実の世界です。傑作『雪の女王』や『マッチ売りの女の子』など16編を収録。(S-27)

<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学中学年から

内容説明

幼時から父、祖母から昔話をきき、また自ら夢想し、お話をするのが好きだったというアンデルセン。天性の童話作家アンデルセンが、悲しみと幸せ、生と死、人の内面の真実について、自由自在に生き生きと語ってくれます。傑作「雪の女王」を始め、「マッチ売りの女の子」、「赤い靴」など一六編を収録。小学校中級以上。

著者等紹介

アンデルセン,ハンス・クリスチャン[アンデルセン,ハンスクリスチャン][Andersen,Hans Christian]
1805年に生まれた。デンマークの詩人、作家。靴職人の父の死後、愛情深い母親のもとに育つ。14歳で舞台俳優を目指すが、挫折。その後、戯曲や詩集が認められ、小説『即興詩人』で、作家の地位を得る。1875年没

大塚勇三[オオツカユウゾウ]
1921年、中国東北地方で生まれた。東京大学法学部卒業。主に外国児童文学の翻訳紹介や民話の再話を手がける

オルセン,イブ・スパング[オルセン,イブスパング][Olsen,Ib Spang]
1921年に生まれた。デンマーク王立美術大学で、グラフィックアートを学ぶ。挿絵や絵本、壁画、児童劇の制作など、幅広く多彩な活躍をする。1972年、国際アンデルセン賞画家賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みやび

11
第3巻。オルセンの挿し絵との相性が抜群なのでこの福音館のアンデルセンシリーズが好きです。マッチ売りの女の子や赤い靴…アンデルセン童話には切ないロマンチックな話も多いけど、どれも身近で起こったような親しみやすさがある。「あれは、だめな女だった」なんて民話みたい。タイトルの「雪の女王」は初めて読んだ。女王が主役じゃないんだ…?ゲルダちゃんの冒険物語が可愛かった。2019/06/07

Ryo

7
図書館。そういやちゃんと読んだことないなぁとふと思い着手。全然面白くない短編も沢山あるので結構苦痛だった(^-^;タイトル忘れたけど家族が死んだらその死人を利用して他の人がうっかり殺してしまったかのように見せかけて賠償金的なのを得る話は知恵者のように書かれてるけどダメだろそれ………。と当時の倫理観?との解離を痛感。今なら確実にブラック。面白くないのはほんとに面白くないんだけど、表題作の悪魔のガラスが割れて世界に降り注ぎその欠片が心に刺さってしまった子が冷酷で人が変わったようになるというのは今の世界でも→2019/06/08

竜王五代の人

3
絵本ではない、本格的なアンデルセンは人生初めてかも知れない。悲恋多いし、「バラの妖精」のような残酷な話もあり、子ども向けでいいのかな、と思う。あと、けっこう抹香臭い、じゃなくてキリスト教臭い2024/03/19

kotaro

2
★★★★★★★★☆☆2021/11/24

kiriya shinichiro

1
資料として読み返した。あれっ、アンデルセンってこんなに面白かったっけ、ってちょっと思った。「あれは駄目な女だ」はアンデルセンの実母のことを考えると、本当に悲しい話だと思う。2021/11/14

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