内容説明
「バウンティ・ハンターなんてやめてやる!」―裁判と保釈金をぶっちぎる不届き者を捕まえる仕事に愛想を尽かしたあたし、ステファニー・プラム。あれこれ転職活動してみるも、災難つづきで失敗ばかり。そのうえ、あたしの命を脅かす“亡霊”まで現れちゃって…。イイ男二人に挟まれ、謎めいた事件に苛まれ、殆んどヤケで(?)真相究明に奔走するヒロインの、抱腹絶倒、大人気ミステリー・シリーズ。
著者等紹介
イヴァノヴィッチ,ジャネット[イヴァノヴィッチ,ジャネット][Evanovich,Janet]
ロマンス小説家としてキャリアをスタートさせたのち、ステファニー・プラムシリーズ第1作『私が愛したリボルバー』を1994年に発表して大ブレイク。以来、ニューヨーク・タイムズ紙ベストセラー・リストのトップにランクインする人気作家。米国・ニューハンプシャー州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みみずく
15
今回はステフがバウンティハンターを辞める!とヴィニーの事務所を出て行くところから始まる。そしてボタン工場、クリーニング店、チキンの店で働くがいつもの災厄が職場に降りかかる。なんだかんだと人捜しをしてしまうのでいつものステフなのだが、今回はよりロマンス小説の要素が強かった。モレリ、レンジャーとのやり取りが段々踏み込んできて、なんだか危険!このシリーズファンとしてはこのまま宙ぶらりんが続いて欲しいな。2014/12/17
Ribes triste
13
バウンティ・ハンター、ステファニー・プラムシリーズ。バウンティ・ハンターを辞めると決めたステフに次々襲い掛かる災難。新しい仕事は次々クビになるし、車は廃車寸前。さらに幼馴染の刑事モレリとイケメンセキュリティ会社社長レンジャーとの恋模様も絡んで、一体どうなる?破天荒なステフが最高です。エッチでパワフルで、甘いもの食べ過ぎ。女の本音がセキララ過ぎて、大笑い。暴言を吐きまくり、ハンドバッグに拳銃を隠し持つメイザばあちゃんが、大好きです。2019/03/18
寧々子
11
可笑しくて何度も声を出して笑っちゃいました♪ ステファニーのドタバタしたトラブル続きの日々には笑えるエピソードが詰まってる~ ステファニーの祖母のメイザおばあちゃんが大活躍! モレリの祖母、ベラおばあちゃんと対決したり、モレリの車で暴走したりと、可笑しかった~ ステファニーも相変わらず乗る車を廃車にしゴミの中を転げまわったりしてるんですが、モレリとレンジャーに代わる代わる面倒みてもらえる羨ましい状況は相変わらず♪ 笑ってばかりで謎解きするのを忘れてたので意外な犯人に驚いちゃいました~2013/09/25
J・P・フリーマン
9
バウンティ・ハンターに嫌気がさしてとうとうやめてしまうステフ。これでもう危険にさらされることがないと思ったのもつかの間、彼女を執拗に狙う敵が現れる。シリーズを通して騒動が起こる場所、シチュエーションがそう変わらないのに毎回おもしろいのはすごい。言葉の一つ一つから読者を笑わせてやろうという意思が伝わってくる。それをしっくりとした日本語に落とし込む訳者さんもすごい。2020/07/04
じゅり子
7
「もうこんな危険な仕事はイヤ!」と言ってバウンティハンターをやめたステファニー。しかしステファニーの行くところ常に爆発火事炎上あり…。母さんはそんなステフの行く末や姉娘のマリッジブルーのせいで、いつもはアイロン掛けでストレス発散なんだけど今やウイスキーをぐいっと(笑)。母さんがお酒をやめるんなら私も砂糖を経つわ!とステフ。しかし砂糖断ちすると性欲が増して哀れなモレリよ…(笑)。危険なレンジャーやなじんだモレリ、レンジマン社のタンクやハルたち、警察署の幼なじみ、みんなに好かれているステフ。うらやましいよ。2015/12/12
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