出版社内容情報
1932(昭和7)年、茨城県生まれ。
散歩、太極拳、麻雀、ネットフリックスでの映画やドラマ鑑賞、
そして、日々の晩酌を楽しみに暮らす大崎博子さん。
2DKの都営住宅団地に住む、ごくふつうのおばあちゃんの生活は、
2010年、78歳のときにパソコンと出会い、
東日本大震災直後にTwitter(現・X)を始めたことで、大きく変わりました。
後期高齢者という呼び方はどこかネガティブだからと、自ら「高貴香麗者」という造語をつくり、
戦争体験者ならではの思いや等身大の日々のツイートが共感を呼び、フォロワー数は21万人超(2024年11月現在)。
そんな博子さんが、2024年7月23日、自宅のベッドでひっそりと息を引き取りました。
亡くなる前日も変わらず、Xに晩酌の様子を投稿し、
フォロワーさんに向けた「おやすみなさい」の挨拶が最期の言葉となりました。
まさに「ピンピンころり」の美しい旅立ちです。
生前から準備していた企画を、この度、娘の夕湖さんと形にすることができました。
本書では、2024年6月6日から亡くなる前日まで、博子さんが毎日のように投稿していた「晩酌の友」を一挙公開、
その中から、彩り豊かで栄養たっぷりなレシピを紹介しています。
健やかな心と体を作る博子さんの食の工夫や心がけが満載!
10万部突破のベストセラー『70歳からは超シンプル調理で「栄養がとれる」食事に変える!』の著者、
塩野﨑淳子さんに「博子さんの健康長寿の秘訣」を取材したインタビューも収録。
内容説明
亡くなる前日までXで発信を続けたフォロワー数21万人超!シニアインフルエンサーのリアルな食事。時短・節約・手間いらず。無理なく作れる“長寿レシピ”。
目次
第1章 91歳、ひとり暮らし。食を自由に楽しむ「晩酌の友」(心地よく暮らす知恵が詰まった博子さんの台所;91歳、おひとりさまの夏。毎日の食事、すべて見せます! ほか)
第2章 91歳、今がいちばん幸せ。健康な心と体をつくる10のこと(シンプルな調理法や味付けで続けられる自炊を心がける;家にある材料で作れる献立や彩りを考えることが認知症予防に ほか)
第3章 おいしさも彩りも大切!高貴香麗者の簡単レシピ(黒こしょうたっぷり!鶏肉のパリパリ焼き;パプリカと豚肉のオリーブオイル炒め ほか)
第4章 管理栄養士から見る博子さんの健康長寿の秘訣(「立つ鳥跡を濁さず」が高貴香麗者のマナー 博子さんの美しい終活;日常にエネルギーと癒やしが生まれる 博子さんの花のある暮らし ほか)
著者等紹介
大崎博子[オオサキヒロコ]
1932(昭和7)年、茨城県生まれ。機械オンチだったが、78歳のときに娘のすすめでパソコンに出合い、やがてスマホを使いこなすように。2011年3月からTwitter(現・X)を始めると、戦争体験者ならではの思いや等身大の日々のツイートが共感を呼び、フォロワー数は21万人超(2024年11月現在)。若者から同年代の人々まで幅広い支持を集めた。2024年7月23日、91歳で永眠
大崎夕湖[オオサキユウコ]
1968(昭和43)年、東京都生まれ。大崎博子のひとり娘。24歳でロンドンへ留学。その後国際結婚し、夫と3人の子どもとロンドンで暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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