内容説明
2002年から「総合的な学習」が本格的に実施される。しかし、中学校の現場感覚からすれば「そうはいっても、学年全体の同意をどうして得るの?」「中学生に調査・体験といってもそんな経験もないし、外に出ていって事故でもおこしたらどうするの?」「教科との連携といっても打ち合わせだけでも大変!」「入試もあるし、基礎基本はどうなるの?」というもっともな疑問も出てくる。本書に収録した12編の実践は、以上のような中学校現場の素朴な疑問の渦の中で先進的に取り組まれた実践をまとめたものである。
目次
1 地域にねざす―地域のさまざまな実態を知り仲間とつながる総合的な学習
2 校外学習―修学旅行やその事前・事後学習とむすびつけた総合的な学習
3 異文化・国際理解―フィールドワーク・デスカッションなどを軸にした総合的な学習
4 環境―教科学習の発展としての総合的な学習
5 情報・インターネット―社会環境に働きかける総合的な学習
6 福祉―保護者との連帯を軸に、子どもとともに活動した総合的な学習
7 自分探し―道徳・特活の発展としての総合的な学習
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