内容説明
大手保険会社のOL妃手子は、危篤の報を受けて郷里に駆けつけるが、母は亡くなっていた。遺品の行李に仕舞われていた一冊の手帳と三枚の写真。そこには、彼女の知らない母の秘められた過去があった…。そして失われた時間を探して、妃手子の旅が始まる。セーヌの河岸、アフリカの湖畔へと何かに導かれるように辿った彼女は、やがて釜山の海峡を渡って―。名手が放つ上質な香りの長編小説。
大手保険会社のOL妃手子は、危篤の報を受けて郷里に駆けつけるが、母は亡くなっていた。遺品の行李に仕舞われていた一冊の手帳と三枚の写真。そこには、彼女の知らない母の秘められた過去があった…。そして失われた時間を探して、妃手子の旅が始まる。セーヌの河岸、アフリカの湖畔へと何かに導かれるように辿った彼女は、やがて釜山の海峡を渡って―。名手が放つ上質な香りの長編小説。