内容説明
ストーンサークルやピラミッドなど、地上に存在する不思議の「目印」ランドマーク。ときに星座のごとく配された石は、西洋ではレイラインと呼ばれ、太陽や星の運行と密接な関係があるとされている。風水先生こと荒俣宏が、中国の地相占術「風水学」をもって、これら古代遺跡の神秘と謎を解きあかす。
目次
第1部 レイラインの驚異(古代の直線路をみつけた男;聖地でひとは神託を受ける;聖マイケル・ラインの発見 ほか)
第2部 神聖幾何学と神の啓示(地霊と絵と巨石と;風水の教え;普遍的単位とは何か ほか)
第3部 日本にもレイラインがあった!(三輪山ピラミッドを往く;大和にこもれる「太陽の道」;驚異の神代ピラミッド ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yooou
4
☆☆☆☆★ 風水の英知を備えたアラマタ御大が日本を世界を股に掛けレイラインの痕跡を追う。そして浮かびあがってくるのは太陽を神と崇め驚くほどの知恵と技術を備えて広がっていた超古代文明の世界だ。2011/03/26
京橋ハナコ
3
日本の「太陽の道」が知りたくて買ったけど、期待はずれ。大部分がヨーロッパのほうだった。あと、ヨーロッパと日本なんでも同じという風に結び付けられてもなあと思う。太陽の神と月の神の性別もちがうのだから、違和感が漂う。2012/06/09
Jimmy
2
「太陽の道」関連の資料と読み始めたが、割と検証が浅いガイドブック的な乗りだったので、最後は飛ばし読み。レイラインの中でも一番派手なのは、ギリシャの古代重要遺跡を一直線に結んだ線をそのまま西に伸ばすと、イタリア半島の重要遺跡を通り、フランスのモン・サンミッシェルを通り、イギリスの巨石遺跡を通って、アイルランドの聖地がゴールになるという聖アポロン・ライン。これはでかい話だ。2009/07/11
yoshizawa tutomu
1
レイラインがメインの内容だけど、自分としては「聖杯」や「アーサー王」「フリーメーソン」というキーワードが気になってしまった。そっかグラストンベリーは聖地だったんだ、フェスの会場だけではないんだという印象を与えてくれました。アーサー王の物語やフレイザーの「金枝篇」はいつか手に取ってみようと思います。神聖幾何学の話はちょっと難しく、読むと眠くなってきたので、全体的に飛ばし読みでした。前半が個人的には好きでした。2017/04/08
冬至楼均
1
この手の話は面白すぎて胡散臭い。2014/08/24