内容説明
残虐非道な手口で恐れられた凶賊黒手組が捕縛された。聖精十郎はその犯科現場に、闇の組織・夜叉の骨片が落ちていたことを知る。その後、磔刑に処せされた頭目が遺した言葉通り、第二、第三の凶行が起こる。殲滅したはずの夜叉が再び動きだしたのか？妻女・冴を殺害した下手人は何処に！？闇に蠢く仇敵に清十郎の不知火剣法が唸りを上げる！書下し伝奇時代小説。
著者等紹介
早坂倫太郎［ハヤサカリンタロウ］
１９３５年、東京生まれ。青山学院大中退。広告会社勤務を経てフリーランサーになる。著書に『遠山奉行影同心』シリーズ、『女仕置』など多数。スケールの大きいエンターテインメント時代小説に専念中
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