集英社文庫<br> 戦争の足音―小説フランス革命〈9〉

個数:
電子版価格
¥440
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

集英社文庫
戦争の足音―小説フランス革命〈9〉

  • 佐藤 賢一【著】
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • 集英社(2012/05発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 12pt
  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年05月05日 19時22分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087468298
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

戦争の気配が増す中、革命の志士たちは…。
ついに憲法が制定され、新しい議員による立法議会が開幕。亡命貴族が巣食う諸外国への宣戦布告を求め、議会も民衆も主戦論に傾いてゆく。ロベスピエールが選んだ道は──。(解説/池上冬樹)

内容説明

フイヤン派による弾圧で無実の人々が殺され、怒りに燃えるロベスピエール。そんな中、ついに憲法が制定され、改選議員による立法議会が開幕した。フランスの政治は新たな段階に入ったかに見えたが、諸外国からの革命に対する圧力は増し、その脅威に対抗すべく戦争を望む声が国内で高まってゆく。不穏な空気の中、ロベスピエールが取った道は。フランス再生はかなうのか?革命が岐路に立つ、第9巻。

著者等紹介

佐藤賢一[サトウケンイチ]
1968年山形県鶴岡市生まれ。93年『ジャガーになった男』で第6回小説すばる新人賞を、99年『王妃の離婚』で第121回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

53
議会が解散し、主戦論が高まって来ました。フイヤン派の弾圧による虐殺に怒りを燃やすロペスピエール。権力争いや各派の分裂危機は止まらず、フランスの政治も新たな局面に入ったように見えますが、革命の圧力は増しているようです。戦争を望む声、不穏な空気。フランスの再生はどうなるのか気になって仕方ありませんでした。友情が敵対になるのもまた時代の流れでしょう。ミラボーと思いこそ違えど、革命の血を継いでいるといえるロペスピエールの唱える正義は孤高になってしまったのでしょうか。2014/11/02

KAZOO

36
第一部の最後の巻ですが、フランス革命のまだまだ途上で、権力争いや各派の分裂危機は続いています。ここまで作者の脚色が見事で続けて読むことができました。文庫本も第2部の三冊目がまもなく出版されるようで楽しみにしています。作者はどこまで続けるのでしょうか?2014/10/24

Book & Travel

30
発足から2年半経ち、憲法制定議会は目的を遂げて解散。ロベスピエールは故郷に帰るが、革命後も変わらぬ田舎に失望しパリへ戻る。新しい議会では戦争を巡り不穏な空気が。上級貴族らの第一身分が議会を去り、ジャコバン派にとって最大の敵は、元は革命の同志だったフイヤン派。が、ジャコバン派内で戦争への意見の違いからブリソらがロベスピエールと対立していく。派閥争いが複雑になってきたが、最近の日本の政治変動と比べて読むのも面白い。孤立化するロベスピエールだが評価する人物もいて、今後の物語にどう繋がっていくか気になる所だ。2024/09/27

特盛

22
評価3.7/5。フランス革命を描く全18冊の大作もようやく折り返し。王が逃亡したヴァレンヌ事件を描いた7巻から更に面白くなってきたぞ。革命がひと段落した後、オーストリア・プロイセンからは、フランスに対する強硬的な態度の宣言が出される。世論は主戦・反戦二分化。王は意図を持って戦を支持。反戦を唱えるロベスピエールは無知な民衆へのいら立ちを隠しきれない。また後に独裁政権でロベスピエールの右腕となるサン・ジュストとの出会いも描かれる。後の恐怖政治にどうつながっていくか、ロベスピエールの心の動きに注目したい。2024/11/25

Y2K☮

17
楽観的な愛国論、戦争論を叫ぶジロンド派。軽く戦って勝てば民意を再び革命に向けて高揚できるとか甘過ぎ。戦争は一度始めたら容易に抜けられぬ泥沼なのだ。立憲王政を維持して面倒な責任だけ王に押し付け、新貴族的な支配者として悠々生きる為に戦争に反対するブルジョワ主体のフイヤン派。そして国民に議会への失望を植え付けて絶対王政を取り戻すべく、あえて負け戦を望む王。全員最悪。開戦してもこいつらは武器など取らない。実際に苦しむのは庶民。ロベスピエールだけがわかってる。素晴らしい。その彼がなぜ後にあんな恐怖政治に走ったのか。2015/01/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4869343
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品