出版社内容情報
財界重鎮を襲う連続殺人! ホラーミステリー
瀬戸内海に財界の要人の死体が浮んだ。唇を縫い合わされ、その口中に平家蟹が入れられるという猟奇的な殺しに衝撃が走るも次なる殺人が! 意想外の恐怖に凍るホラー&ミステリー。
内容説明
明治以来、軍需産業の一翼を担い「死の商人」と批判されてきた清和重工業。その会長源田誠の死体が、瀬戸内海に浮かんだ。死者の唇は縫い合わされ、甲羅に武士の怨念の顔を背負った一匹の平家ガニが口の中でうごめいていた!「十三匹の蟹」と名乗る犯人は第二の殺人を予告。犯人が十三人いるのか、標的が十三人なのか…?源平の合戦になぞらえた抗争で荒れる社内は大混乱!恐怖ミステリー。
著者等紹介
吉村達也[ヨシムラタツヤ]
1952年東京都生まれ。一橋大学卒業後、ニッポン放送、扶桑社勤務を経て、90年推理作家に転向。氷室想介、志垣警部などの人気キャラを擁したミステリーや、ホラーなど多彩(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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