出版社内容情報
最高の相棒《バディ》は犬だった!?
国際指名手配犯による無差別爆弾テロを防ぐため、装備第四係のメンバーが立ち上がる。新人警官勇作と警備犬シロの成長と活躍を、『海猿』の作者小森陽一が描く。
内容説明
警備課に所属し、爆発物探知や自然災害での被災者救助など、警備全般を担う犬、警備犬。その訓練を行う装備第四係に配属された新人警察官の勇作は、刑事になる夢とのギャップに不貞腐れるが、個性的な同僚や優秀な犬たちとの出会いが彼の心を変えていく。そんな中、勇作は生まれつき体の弱い警備犬シロとバディを組み、巷を騒がせる爆弾魔事件に出動して…。
著者等紹介
小森陽一[コモリヨウイチ]
1967年生まれ。大阪芸術大学映像学科卒。在学中にシナリオ作法を学ぶ。「海遠」、「トッキュー!!」、「我が名は海師」の海洋三部作で、2008年第一回海洋立国推進功労者表彰を受賞。『DOG×POLICE―警視庁警備部警備第二課装備第四係』で、小説デビューも果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
55
《購入》犬の話が読みたくて購入した一冊。期待していたよりも、何倍も面白かった。犬と人との親和について書かれており、涙涙涙。シリーズ物にならないかな〜2017/12/09
み
26
さくさくと♪台本っぽさを感じてたら、感想を読んで映画の原作って知って納得。お話の流れも確かに映画向きかも、逆に言うと軽~く読め過ぎて物足りないような。2015/09/11
十六夜(いざよい)
9
警察犬の話は沢山あるけど、警備犬の話は初めてでした。訓練を乗り越え、危険な場所で働いてくれている犬達と、彼らと共に日々平和な日常を守ってくれている人達の絆が見えるストーリーでした。動物ってなんて健気で温かいんだろ。実家のワンコなでなでしたくなった。2015/01/01
みかん丸かじり
7
映画を観てから読んだので、勇作=市原隼人、夏希=戸田恵梨香でイメージが定着してしまった。そして、違和感がない配役だとも思った。警備犬という存在を初めて知ったし、警察犬とは仕事が違うということも知った。犬の賢さに驚かされるし、思わずシェパード飼いたいなぁと思ってしまうほどカッコイイ警備犬たちだった。犬好きだけではなく、猫好きでも楽しめる本だと思う。2014/08/09
一五
6
爆発物の解除の所 テキトーだな。犬と新米ハンドラー(犬を扱うひと)の話だし そんなもんか。映画化されたのか……2020/05/10