出版社内容情報
斉藤和巳、石井弘寿など、球界の第一線で活躍しながら故障。手術、リハビリと復活を目指し苦闘した6人の名投手の真情に迫った1冊。
元永 知宏[モトナガ トモヒロ]
著・文・その他
内容説明
高額の年俸と名声を得たピッチャーが肩やひじを壊したときに何を思ったのか?手術→リハビリに耐えながら何を考えたのか?6人のプロ野球選手がどん底で見た風景。
目次
第1章 森慎二―メジャーを目指した男の夢が消えた1球
第2章 石井弘寿―WBC日本代表の苦悩
第3章 斉藤和巳―沢村賞投手の最後の6年
第4章 川崎憲次郎―FA移籍後のつらすぎる4年間
第5章 野村弘樹―ひじを痛めて引退した101勝サウスポー
第6章 西本聖―脊椎の手術からの奇跡の復活
著者等紹介
元永知宏[モトナガトモヒロ]
1968年、愛媛県生まれ。立教大学卒業後、ぴあ、KADOKAWAなど出版社勤務を経て、フリーランスに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
10
残念ながら復活することは叶いませんでしたが、本書で取り上げられた投手の記録と記憶は薄れることなく語り継がれるでしょう。そして彼らが経験した地獄のリハビリと復帰に向けた取り組みについては若き選手達にとって大切な道標になるはずです。2019/06/23
まこっちゃん
6
プロ野球の投手のケガからの再起を6人からの取材を元にまとめられている。活躍、引退の時期を覚えている選手も多く気の遠くなるリハビリや葛藤には想像を絶する。アドバイスは出来るが自分のことは自分しか分からないと語る方が多いが、それは当時、本当に孤独な戦いだったことを物語っているのだろう。2018/06/03
じゃんけん
4
川崎、斎藤あたりは有名な話ですよね2021/07/11
funkypunkyempty
2
★★★☆ 一流投手達の見た“どん底” 我々の日常からは計り知れない苦労。これはなかなか共感しにくい。大変だなとは思うが・・・2020/06/05
Tak
2
プロ野球ファンなら一度は名前を聞いた事があるのでは無いか?と言う6人の投手の故障からのリハビリ体験本です。壮絶な話が多くて読み応えもありました。怪我から復帰して来た選手は暖かく声援を送っていきましょう2018/11/04
-
- 和書
- 人生の帳尻