集英社文庫<br> 逝年

個数:
電子版価格
¥440
  • 電子版あり

集英社文庫
逝年

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年06月06日 07時05分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 233p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087466959
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

あなたの最期の人になる。『娼年』続編
娼夫の世界に入って一年、リョウはボーイズクラブを引き継いでいた。美貌のオーナー・御堂静香が刑務所から戻るが、エイズを発症していて…。忘れられない愛を描く、傑作長編。(解説/鴻巣友季子)

内容説明

人生にも恋愛にも退屈していた二十歳の夏、「娼夫」の道に足を踏み入れたリョウ。所属するボーイズクラブのオーナー・御堂静香が摘発され、クラブは解散したが、1年後、リョウは仲間と共に再開する。ほどなく静香も出所するが、彼女はエイズを発症していた。永遠の別れを前に、愛する人に自分は何ができるのか?性と生の輝きを切なく清澄にうたいあげる、至高の恋愛小説。傑作長編『娼年』続編。

著者等紹介

石田衣良[イシダイラ]
1960年東京都生まれ。97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEENフォーティーン』で直木賞を、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

373
昨日の第一部『娼年』に続いて、未読の第二部『逝年』を読みました。本作はHIV&性同一性障害悲恋物語でした。警察の追及が甘い気がしますが、ラブ・ファンタジーだから良いのかも知れません。5月に最新作第三部『爽年』を読む予定です。トータルの感想は全三部作読了後に。【読メエロ部】2018/04/26

zero1

245
前作「娼年」から1年。逮捕された静香は医療刑務所に。リョウは咲良やアズマとクラブ再建に動き出す。リョウはスカウトという役割も。クラブを警察に告発したメグミが「反省」して仲間に加わった。静香が戻ってきたものの、病状は悪化していた・・・男の私には、女性の性欲というものがよく理解できない。石田はこの点をどう「取材」したのだろう?気になる。前作もそうだったが、石田はドロドロを避けている。「LAST」などブラックを描こうとしてはいるが物足りない。シリーズはこの後、「爽年」と続くはず。私は未読だが、いつか読むだろう。2019/02/02

おしゃべりメガネ

200
文庫の解説に本作を見事に表現した一文を引用します。―『石田衣良さんは女性の加齢を成熟としてきちんと書ける数少ない日本の男性作家のひとり』―まさしくそうなんです。前作を通じ、何がそんなに魅力を、そして輝きを放つのか。女性の成熟をこんなにもゴージャスに綴り、さりげなく描写してしまう作者さんには驚愕です。前作に比べ、性描写が控えめなのもある意味、疲れず読めて良かったかなと。やはり成熟した女性はありとあらゆるコトに達観していて、男性がいくら格好つけても絶対にかなわないですね。いつまでも美を追求する姿に感動です。2018/04/07

菅原孝標女@ナイスありがとうございます

186
『娼年』に引き続き読了。愛だけでなく生についても考えさせられたのが今作。良かったです。2019/04/30

mmts(マミタス)

184
「娼年」の続編。メグミの摘発で一旦、ボーイズクラブは壊滅した。しかし、リョウは水面下で新たに再開させる。個人的にはミサキとのエピソードが特に印象に残った。ある意味、こういうリョウ達のお仕事は必要悪だと思える。ミサキみたいに自分自身に自信がないゆえに、それで恋愛に恐怖心ある場合とかは。こういう時にアユムみたいな登場人物が居ることは、やっぱり石田衣良さんらしいと思える。ちなみにアユムは性同一性障害の女性。本来は男性だ。映画の背徳感が素晴らしい。しかし、女性はお金でセックスしたいかな?やっぱり、愛情は欲しいね。2015/12/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3243878
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品