内容説明
旅は人を変える。旅は人に何かを与える。ただし、旅人が旅を十分に生きていれば。手段ではなく、目的としての旅を―。フランス、香港、ベトナム。沢木耕太郎が通り過ぎ、掌の中のカメラで丁寧に切り取って、持ち帰った時間と風景たち。大好評のフォトエッセイ第５集。単行本未収録の４０頁を追加した充実のオールカラー文庫。旅を生きたいと願い、その途上にあるすべての人々へ贈る至言集。
目次
風は踊り
星は燃え
通過地点５
著者等紹介
沢木耕太郎［サワキコウタロウ］
１９４７年東京生れ。７９年『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞、８２年『一瞬の夏』で新田次郎文学賞、９３年『深夜特急 第三便』でＪＴＢ紀行文学大賞、２００３年菊池寛賞、０６年『凍』で講談社ノンフィクション賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
tu-bo@散歩カメラ修行中
23
沢木耕太郎さんのフォトエッセイ、さすがに五冊目ともなればというちょっと不安な気持ちで読み、眺め始めた。フランス、香港、ベトナムの風景 飽きることなく最後まで読み切りました。不思議なフォトエッセイです。高ぶる臨場感ではなく、静謐な臨場感に包まれながら読み進めます。自分探しの一人旅をしている気分にさせてくれます。☆四つ半。 再読するだろう。<(_ _)>2015/03/27
春ドーナツ
1
本書の場合は一回の喫茶店滞在で読了できる文量なのですが、今日の昼過ぎ、リング内にタオルを放ってしまった（意味あってるかな？）。シリアスに何とかせねばと思い、薬剤店でホット・アイズ・ピロウを購入。ストレッチポールで背筋も弛緩させて、先刻、目薬も投入、ふう、読み終えることができた。次は「とんぼの本」にします。2016/01/14
Enzo Suzuki
0
旅とは？2016/03/10
やぎ
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読んだというか、眺めた？ 気づいたらずっと追っているアルバム。2018/12/21
