出版社内容情報
子どもに「任せる」といっても、何から始めればよいのだろう?そんな疑問の道標となる1冊ができました。8名の先生方の「任せる」ポイントや考え方、具体的な仕掛けをご紹介します。本書を読めば「まずはやってみよう」と、子どもに学級を任せる勇気が湧いてくるはず。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かるー
5
子供に任せるの最初のステップは小さな勇気なんじゃないかなと思う。管理統制型の教育や指導が当たり前となってしまったが故に、任せていくことに臆病になってしまっているが、少しずつ子供に任せて子供が自治的に学校生活を作っていけるようにしないといけない。もちろん、思いつきではなく、しっかり理論や研究に基づいて物事を考える必要はある。2024/03/14
tama
3
育休ももう終わってしまう、…仕事復帰に向けて。 任せることで成長できる、分かっているけど、なかなか信じて任せるって簡単なことでない。でもやりたい! できることから取り入れる。クラス会議は絶対やる。 復帰が楽しみになった一冊。2024/01/31
autumn_snow
2
筆者は子供に任せるにあたって最も大切なことは覚悟を決めることと言っているが、子供に任せられない教師を見ていると、「出来栄えが教師自身の評価に直結すると考え、出来栄えばかりを気にしている」「子供に任せると時間がかかる、どうなるか分からないから、手っ取り早く自分でやってしまう方法を選択する」ことが多いのではないかと感じている。そうした教師の意識を変えていくことも大切だが、そのような意識を生まないための人事評価の在り方についても考えていく必要があるのではないかと思う。2024/02/04
きむちゃむ
1
育休から復帰して初めて購入して読んだ本。AI学習ならば学校に来なくてもできる。しかしクラス会議は学校に来ないとできない。そして自分がクラスや学校の構成員であることを実感できる場として有効だと感じたので、受け持ちクラスでも実践しよう。教師も余裕を持って楽しみながら子どもたちと接したい。2024/04/27
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