出版社内容情報
イングランドにもルネサンスの花が開き始めたチューダー朝の前半期、ヘンリー8世の時代に生きた6人のトマスのいかにも人間くさい物語。
内容説明
１４８５年リチャード三世が倒され、ヘンリー七世が即位してチューダー朝が始まる。このあと１５０９年から４７年までがヘンリー八世の治世である。本書は、このヘンリー八世時代に生きた六人のトマスたちの「物語」である。
目次
１ トマス・ウルジー―野心と過信
２、 トマス・モア―死と真実
３ トマス・クロムウェル―出世と陥穽
４ トマス・エリオット―為政と知性
５ トマス・ワイヤット―詩と使節
６ トマス・クランマー―妥協と殉教
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
small_akuto
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調べ物をしてて、寄り道的に読んでみた本。政治！！ヘンリー8世の時代に大変な王と周辺の国々との関係、国家の存続など不確かな状況の中で、自分の立場を表明することがいかに難しいか。家臣たちにとっては本当に命懸けだったんだろうなと。調べ物の予備知識が手に入ったので満足。調べ物に戻ろうと思います。2024/01/25
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- 和書
- 吾輩ハ夏目家ノ猫デアル
