集英社文庫<br> バカになったか、日本人

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集英社文庫
バカになったか、日本人

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087456387
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

作家・橋本治が、震災から安倍政権を経て「なぜ日本人は重要な問題についての議論を放棄するようになったのか」を問う辛口時評集。われわれが知性と思考力を取り戻すための処方箋。追加原稿も収録。


内容説明

日本は“初めに結論ありき”で“重要な議論を放棄する”国になってしまった。原発再稼働、消費増税とその先送り、特定秘密保護法の成立、集団的自衛権行使の閣議決定。東日本大震災以降、政府の場当たり的な対応は続き、国民の声は届かなくなってしまった。そんななかで、我々が知性と思考力を取り戻すためにはどうすればいいのか。この国の未来を憂う全てのひとへおくる辛口の処方箋。

目次

1 大震災がやって来た時(無用な不安はお捨てなさい;大雑把なことなら見るだけですぐに分かる ほか)
2 楽しい原発騒動記(すべては人のすること;福島第一原発一号機のメルトダウン ほか)
3 原発以上に厄介な問題(大震災までの日々;菅直人はなんであんなに嫌われるんだろう ほか)
4 そして今は―(みんなの時代;批判の声はどこへ行ったか ほか)

著者等紹介

橋本治[ハシモトオサム]
1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒業。77年『桃尻娘』で講談社小説現代新人賞佳作入選。以後、小説・評論・古典の現代語訳・エッセイなど、あらゆるジャンルで執筆活動を行う。2002年『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で小林秀雄賞、05年『蝶のゆくえ』で柴田錬三郎賞、08年『双調平家物語』で毎日出版文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ミカママ

468
政治評論家でも経済アナリストでもない著者(わたし的には彼は知的文化人)が、2011年の震災から14年の内閣総選挙あたりを書いたエッセイの総括。我が身に起こった事項と照らし合わせながら読むことができてとてもリアルな内容だ。当時から闘病されていたという橋本さん、もっと長生きして、こんにちの日本について語っていただきたかった。ちなみに過激でご本人らしくないタイトルは、編集者の意向により改題させられたらしい(笑)2022/11/19

かず

22
タイトルは出版社が付けたそうで、著者自身は「日本人は元々バカだ」と思っているそうだ。私は別に日本だけでなく、世界中どこでも一緒だと思う。普通選挙制度の国では、それが目立つだけだろうと思っている。基本、国会議員になるような方々は、庶民よりも賢いと思っている。そんな彼らは、世論という、豆腐のような脆弱な基盤の上で相撲を取らざるを得ないから、まともな勝負など出来るはずがない。最近、「中国やロシアの方が政体としては優れているのではないか」と感じたこともあったが、北朝鮮に住みたいかと言えばご免被りたい。2022/11/27

友蔵

10
ちょっと情報が古くなってしまった本だったな。言いたい事は何となくわかるんだけど。。2017/12/07

yummyrin

9
2014年末の衆院選時と全く進歩がない。2017/10/25

perLod(ピリオド)🇷🇺🇨🇳🇮🇷🇿🇦🇵🇸🇾🇪🇸🇾🇱🇧🇨🇺

6
2015年刊で2011年から2014年までの記事をまとめたもの。そのせいか全体的に論が雑に感じた。それは掲載誌の問題かもしれないしこちらの知識量と思索の深まりによるのかもしれない。でも多分ずっと後で読んでいるからかもしれず、後からならどうとでも言える。 内容は主に日本人と政治、そして政治家についての話。今となって読んでみるとれいわ新選組の将来を占うような気がした。政治家のための政党ではない、サラリーマン(≒大衆≒市民)を支持基盤とする政党が今度こそ本当に出来るのかという。→2023/04/16

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