集英社文庫<br> 雨の降る日は学校に行かない

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集英社文庫
雨の降る日は学校に行かない

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087455533
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

スクールカースト、保健室登校…学校生活に息苦しさを感じる女子中学生たちの揺れ動く心を綴った連作短編集。劇的なハッピーエンドではないが希望を感じさせる結末が共感を呼ぶ。(解説/春名風花)




相沢 沙呼[アイザワサコ]

内容説明

保健室登校をしているナツとサエ。二人の平和な楽園は、サエが“自分のクラスに戻る”と言い出したことで、不意に終焉を迎える―(「ねぇ、卵の殻が付いている」)。学校生活に息苦しさを感じている女子中学生の憂鬱と、かすかな希望を描き出す6つの物語。現役の中高生たちへ、必ずしも輝かしい青春を送って来なかった大人たちへ。あなたは一人きりじゃない、そう心に寄り添う連作短編集。

著者等紹介

相沢沙呼[アイザワサコ]
1983年、埼玉県生まれ。2009年『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。ミステリ、青春小説、ライトノベルなどジャンルをまたいで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

283
自己卑下的帰属バイアスな娘達の、薄ら連作の短篇6話。思う所は多岐にあるのですけど。それをそのまま書けば良い⁉︎ 考えが発散してしまって纏まらないのよ。その一部を無理矢理詰め込んだので、語弊を生じるかも知れません。とお断りを入れておいて。人からどう見られたいかではなくて、自分がどう在りたいかで決めたら良いのに。とは言え、進化の過程で男女の役割が分担された事により、心の持ち方の差は生まれてしまったのでね。難しいのかな。ただ手を差し伸べてくれる人に救われるよ。結末は描き切られていないけど、そうに違いないし。2024/08/30

へくとぱすかる

169
高校生ほど青春してなくて、でも子どもじゃない中学生の、まだまだ大人になりきれない心。いじめはつらい。でも、物語の中で、一番許せないのはあの先生だ、と思っていたら、解説の人も同じ感想だったらしい。こんな理解のない先生がいたら、中学生活は真っ暗だ。かなわない! 不登校にかかわる話を読むと、何らかの積極的手立てが必要だと思えてならない。みんな生きたいのだから。2017/09/09

K

149
6作品の連作短編集。どの話も交友関係が狭く、集団からポツリと浮いてしまった女子中学生が主人公です。となると必然的にいじめとかの話になりますよねぇ...集団で閉鎖的な空間に押し込められてると、いつの間にかグループごとに優劣の意識が芽生えてカーストが出来上がるんですよね(←怖い)きっと誰もが感じたことのあるモヤモヤを代弁してくれる一作でした。2018/11/02

ミュポトワ@猫mode

137
図書館本。短編集です。読み始めは「青いな・・・」とかって思い、内容が暗いから春じゃないなとか思ってましたが、違う。重すぎる、テーマが。いじめ・疎外感・スクールカーストをテーマにしているから、気分が沈む。いくつかハッピーエンドっぽい話もありますが、最後まで書かずに余韻を残しているので、どうなったかは不明。この辺は男女で感じ方が違うのでしょう。主人公はすべて中学2年生ですが、これは親に読んでほしい本です。教師を当てにしても何も解決しませんよ?あと、珍しく解説がまともです。若い芸能人なのにね。見直しました。2018/09/18

dr2006

110
本当は雨のせいなんかじゃない。わかっていてもクラスに馴染めず、カースト最下位でさえ居場所がないと悩むJCの心情を瑞々しく描く。本当は周りの目を気にせず好きな人と好きなことを共有したい。周波数が違う生き方をしているコと我慢してまで一緒に居たくない。繊細な心を保つ為に彼女たちは必至だ。今思えばもっと出来たのに…。注目されたい未熟な自我が本物を知ることで世界が180度変わる瞬間を描いた「放課後のピント合わせ」が一番好きな話だった。フィルムカメラで撮った写真の力強さを思い出した。作者らしいネガなタッチだが優しい。2020/07/01

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