出版社内容情報
鄙びた温泉街で起きた連続放火事件。所轄vs.捜査一課vs.消防団──謎の放火魔を追って火花が散る! この夏いちばんアツい警察小説。
【目次】
内容説明
鄙びた温泉街で連続放火事件が発生。水地川署の刑事・東田和希は運転技術を買われ、足を負傷中の署長・榎木孔泉のお供を命じられる。不眠不休の巡回も虚しく、ボヤ騒ぎは徐々にエスカレート。ついには死人が。組織の和を乱す孔泉を敵視する捜査一課長に、犯人逮捕よりも火災防止を優先する消防団―立場も信念も異なる者たちが、炎の奥の真犯人を追う!異色の湯けむりサスペンス×警察小説。
著者等紹介
松嶋智左[マツシマチサ]
1961年大阪府生まれ。警察官を退職後、小説を書き始める。2005年「あははの辻」で第39回北日本文学賞、06年「眠れぬ川」で第22回織田作之助賞、17年『虚の聖域 梓凪子の調査報告書』(「魔手」を改題)で第10回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
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ミスランディア本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
タイ子
80
流警シリーズ第3弾。榎木孔泉警視正が今回は署長になってる。舞台は鄙びた温泉街。どこに赴任しても、孔泉の行く所事件が起こる。この温泉街で連続不審火事件が発生。榎木が足を負傷しているため、署長の運転役に指名されたのが東田和希刑事。多少の不服もありながら運転役をしながら次第に孔泉の警察官としての捜査方法、対峙方を学んでいく。廃れていく温泉街に目をつけたデベロッパー、家族間の問題。孔泉の幼い頃の祖母との思い出のくだりに思わずジワリ。町や山の中の追跡劇は面白い。クールなキャリア警視は次はどこで登場するか楽しみ。2025/08/28
papako
38
新刊で読んじゃう作者の作品。榎木孔泉キャリア警視。前作の怪我の療養のために温泉街の署に署長として赴任。その温泉街に不審火が。さてさて犯人は誰で、目的は?古い温泉街の問題やそこで働く人たちの矜持な確執など、単純ではない事件けれど、わかってしまうと単純な話。だけど、人が絡むと難しい。楽しみました。けど、他の作品も書いてください。あ、ヤギの目のシリーズもいいな。2025/10/27
fuku3
30
2025.10.19読了。シリーズ第3弾。榎木孔泉警視正が今度は鄙びた温泉地、水地川署の署長として赴任。温泉宿に連続放火事件が発生!署長自ら管内巡回をする事に、そこで刑事課の新米、東田和希巡査長が孔泉専属の運転手に!警察、消防所員、消防団員、が夜通し巡回をし警戒をしていたが、犯人は見つからない。とうとう三件目の放火事件が発生、県警本部の捜一がお出まし。捜査一課課長の一之宮は孔泉の後輩キャリア官僚、孔泉をライバル視している。一之宮が出張ると、続けざまに連続放火事件は発生し、とうとう殺人事件も発生した⁉︎2025/10/19
☆Ruy
23
安定の孔泉さん。今度は鄙びた温泉街の警察署署長。連続放火事件から死者が出てしまう。あちこちに赴き人を見て情報を集める。孔泉さんの考えるキャリアの務めが警察官としても人としてもカッコいい。 前作の女性の副知事みたいな温泉旅館の女将の絢乃。女性が上に立ち仕切っていく事の苦労が感じられる。孔泉さんの祖母のエピソードにほろりとさせられた。 現代の水戸黄門みたいな孔泉さん。あちこちに赴き、次はどこで世直しならぬ事件解決の為に静かな奔走するのだろうか?脚の怪我を治して少し護身術覚えて欲しいなと思う。2025/10/14
えみちゃん
21
「流警」シリーズ最新刊。「流警」とは失態した警察官の流刑?のような意味合いかと思ってましたが孔泉さん自身が各地の警察署をさすらう⁉っといった意味合いだったんですね。さてっ、今回孔泉さん自身が赴任したのは鄙びた温泉街を抱えた警察署(なんとそこの署長さんです!)そこで頻発する放火事件に挑むこととなるのですが・・。温泉旅館といっても規模の違いもあれば経営状態も違う。街の今後を巡って組合内での意見の対立。旅館経営者のもとに出没する謎の不動産デベロッパーの暗躍などなど謎が謎を呼び続きが気になってページをめくる手が2025/09/18
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