集英社シリーズ・コモン<br> 「世界の終わり」の地政学〈上〉―野蛮化する経済の悲劇を読む

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集英社シリーズ・コモン
「世界の終わり」の地政学〈上〉―野蛮化する経済の悲劇を読む

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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087370041
  • NDC分類 333.6
  • Cコード C0033

出版社内容情報

日本人はまだ知らない。脱グローバル経済がもたらす衝撃。
エネルギー、資源、食糧。無慈悲な未来を日本はどう生きるのか。

★40万部突破の全米ベストセラー!
☆フィナンシャル・タイムズ紙「最優秀図書賞」(読者選出)受賞!
★世界中が刮目!
イアン・ブレマー氏(『Gゼロ後の世界』)、絶賛!
「経済地理学・人口学・歴史学を総合した、常識を破る、鋭い地政学理論」
白井聡氏(『武器としての資本論』)、感嘆!
「米国が脱グローバル化に舵を切る。驚きの未来像がここにある!」

☆概要
すでに不穏な兆しが漂うグローバル経済。それは一時の変調なのか。いや、そうではない。米国が主導してきた「秩序」、すなわちグローバル化した「世界の終わり」なのだ。無秩序の時代には、経済も政治も、文明そのものも野蛮化していく。しかも世界中で人口が減少し、高齢化していくなかで軌道修正も困難だ。そのなかで生き残っていく国々とは?
地政学ストラテジストが無慈悲な未来を豊富なデータともに仔細に描き、全米を激しく揺さぶった超話題作!

★おもな内容
・いよいよアメリカが「世界の警察」の役割を捨て、西半球にひきこもる。
・脱グローバル化で、世界経済に何が起きるのか。
・今後、大きなリスクにさらされる海運。製造業がこうむるダメージとは?
・過去七〇年の成長を支えてきた、豊かな資本。それが、世界的に枯渇してしまう理由。
・世界的な人口減少。日本人が見落としていた壁とは?
・世界のモデル国・日本を、他国が見習うことができないのはなぜ?
・エネルギーや資源の調達は、今後も可能なのか?
・グリーン・テクノロジーでは未来を支えられない、その理由。
・日本が食糧危機から逃れるために、すべきこと。
・「アメリカの世紀」のあと、覇権を握る国はどこなのか。

【上巻・目次】
第1部 一つの時代の終わり
第2部 輸送
第3部 金融

【プロフィール】
著者:ピーター・ゼイハン
地政学ストラテジスト。在オーストラリア米国務省、民間諜報会社ストラトフォーのバイス・プレジデントなどを経て、2012年に自身のコンサルティング会社ゼイハン・オン・ジオポリティックスを設立。エネルギー大手企業、金融機関から米軍まで、幅広い分野のクライアントを抱える。主な著作に『地政学で読む世界覇権2030』など。

訳者;山田美明
英語・フランス語翻訳者。主な訳書に『つくられた格差』『食い尽くされるアフリカ』『大衆の狂気』『プランタ・サピエンス』、共訳書に『約束の地』など。

内容説明

すでに不穏な兆しのあるグローバル経済や世界各地でひろがる紛争。それらは一時的な変調なのか。いや、そうではない。グローバル化の終焉だ。アメリカが主導してきた世界の「秩序」が崩れ、「無秩序」時代の幕があがった。経済も、文明も野蛮化していく分岐点なのだ。地政学と人口統計学に基づく、緻密な分析に全米が震撼したベストセラー。著者の描く未来の悲劇は、日本人の想像をはるかに上まわるものだった。(下巻へと続く)

目次

第1部 一つの時代の終わり(始まりは、いかにして始まったのか?;偶然の超大国アメリカ;流れをがらりと変えたもの ほか)
第2部 輸送(長い道のり;制約からの解放―輸送を工業化する;アメリカナイズされた交易 ほか)
第3部 金融(通貨―道なき道を行く;資本を使って冒険する;惨事は相対的なもの ほか)

著者等紹介

ゼイハン,ピーター[ゼイハン,ピーター] [Zeihan,Peter]
地政学ストラテジスト。在オーストラリア米国務省、民間諜報会社ストラトフォーのバイス・プレジデントなどを経て、2012年に自身のコンサルティング会社ゼイハン・オン・ジオポリティックスを設立。エネルギー大手企業、金融機関から米軍まで、幅広い分野のクライアントを抱える

山田美明[ヤマダヨシアキ]
英語・フランス語翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Rie【顔姫 ξ(✿ ❛‿❛)ξ】

25
「経済地理学、人口学、歴史学を統合した常識を破る、鋭い地政学」とのコピーにたがわず、これまで学んできた常識とは全然違う。取り扱ってる内容が壮大な割に、十分な説明がされずに結論めいたことが書いてあるので説得力に欠ける気がした。第1部と第2部を読んで、あとは拾い読み。ただ、私に読解力がないだけで、もしかすると画期的な内容なのかもしれないのでご参考程度にどうぞ。上下巻となっているが、1冊は300ページほどで、それほど多くはない。少し読んだメモとして登録。2024/08/12

すくすく

12
トランプが大統領に選出されたのはなぜか?アメリカが自国主義に突き進む理由は何か?それらの理由やアメリカ国内の温度感が実感できそうな本書。あらゆる製品、生産物、資源開発、金融が自国では完結しない現代を世界の警察官として安全保障を維持してきたアメリカにとって維持する必要性がなくなったとしたら?世界はどうなっていく?本書は歴史、ミクロマクロ両面からその影響や想定シナリオを考えさせてくれる。各国の評価については賛否ある点もあるが地政学的視点視野を広げるための要点は相当押さえられていて、地政学の学術書を読むより有用2025/03/08

turtle

10
今後の世界を地政学的観点から分析している野心的な本書は読み応え抜群でした。 地理的に大半の世界から隔絶され、人口統計学的に見て大半の世界より人口構成が際立って若いアメリカの繁栄は現在も将来も続く。その一方、ファシズムに近い中国の今後は・・・。日本の武力への評価が高いことに驚くとともに、心強く思いました。2024/11/03

kamekichi29

7
上巻では経済がグローバル化してきた歴史の話という感じ。下巻では脱ぐルーバル化の話になるのかな?2025/04/16

in medio tutissimus ibis.

5
実を言うと、グローバル化はもうダメです。突然こんなこと言ってごめんね。でもWW2以来の平和な成長時代の方が歴史的には例外です。アメリカが海上交易の安全保障を止めたら、それが終わりの合図です。程なくサプライチェーンでつながった世界中の産業が止まるので気を付けて。そうなったら分立する経済圏が自給自足を求め争う時代の始まりです。……という内容に心を痛めていたらアメリカが関税ガン積みして世界の交易に赤信号とかなんだこれは、たまげたなぁ。日本は地理的に恵まれてるし諸々のパワーもあるけど人口が死んでるよねは、ぐうの音2025/03/28

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