集英社新書<br> 「断熱」が日本を救う―健康、経済、省エネの切り札

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集英社新書
「断熱」が日本を救う―健康、経済、省エネの切り札

  • 高橋 真樹【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 242p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087212976
  • NDC分類 527
  • Cコード C0252

出版社内容情報

【推薦】
実はこれもある意味、「温暖化」テーマ本のひとつ。
といっても、家の断熱を徹底することで、化石燃料や電力の消費を減らすことができ、ひいては環境に貢献するという、極めてミクロ視点ではあるけれど。
自分が住んでいる家が『普通の家』だと思っているかも知れないが、国際的にみるととんでもなく寒い家に暮らしている、という指摘は目から鱗であった。
――作家・池井戸潤氏

日本の家はなぜこんなに寒い!? 
誰でもできる住まいの改善策から持続可能なまちづくりまで――。

じつは日本の建築の断熱性能は他の先進諸国と比べて著しく劣っている。
夏は暑く、冬は寒い、そうした居住空間における「がまんの省エネ」は、特に高齢者にとってヒートショックなど健康面での深刻な問題にもなっている。
しかし、断熱性能を改善することによって、わたしたちの暮らしは激変する。
世界的なエネルギー価格高騰の中、本書では断熱性能を向上させる具体策を紹介し、そうした実践が企業や自治体の経済を好転させ、持続可能なまちづくりにつながることも実証していく。
停滞する日本社会のブレークスルーを目指す画期的な一冊。

◆目次◆
第1章 「がまんの省エネ」が寿命を縮め、お金を減らす
第2章 エコハウスってどんな家? 秘密と誤解を大解剖!
第3章 エコハウスの選び方と断熱リノベーション
第4章 断熱で社会課題を解決!
第5章 断熱は持続可能なまちづくりのカギ


◆著者略歴◆
高橋真樹(たかはし まさき)
1973年、東京生まれ。
ノンフィクションライター、放送大学非常勤講師。
国際NGO職員を経て独立。
国内外をめぐり、環境、エネルギー、まちづくり、持続可能性などをテーマに執筆・講演。
取材で出会ったエコハウスに暮らす、日本唯一の「断熱ジャーナリスト」でもある。
著書に『日本のSDGs-それってほんとにサステナブル?』(大月書店)、『こども気候変動アクション30』(かもがわ出版)、『ぼくの村は壁で囲まれた-パレスチナに生きる子どもたち』(現代書館)ほか多数。

内容説明

じつは日本の建築の断熱性能は他の先進諸国と比べて著しく劣っている。夏は暑く、冬は寒い、そうした居住空間における「がまんの省エネ」は、特に高齢者にとってヒートショックなど健康面での深刻な問題にもなっている。しかし、断熱性能を改善することによって、わたしたちの暮らしは激変する。世界的なエネルギー価格高騰の中、本書では断熱性能を向上させる具体策を紹介し、そうした実践が企業や自治体の経済を好転させ、持続可能なまちづくりにつながることも実証していく。停滞する日本社会のブレークスルーを目指す画期的な一冊。

目次

第1章 「がまんの省エネ」が寿命を縮め、お金を減らす(日本の住宅は穴だらけのバケツ;「がまんの省エネ」の国 ほか)
第2章 エコハウスってどんな家?秘密と誤解を大解剖!(エコハウスとは?;衝撃の宿泊体験 ほか)
第3章 エコハウスの選び方と断熱リノベーション(これからの住宅は「断熱等級6」以上;「ZEH」の性能は高くない ほか)
第4章 断熱で社会課題を解決!(賃貸アパートは「暑い」「寒い」「うるさい」;手頃な家賃の超高性能アパート ほか)
第5章 断熱は持続可能なまちづくりのカギ(脱炭素は世界の常識;脱炭素のカギを握る既存住宅 ほか)

著者等紹介

高橋真樹[タカハシマサキ]
1973年、東京生まれ。ノンフィクションライター、放送大学非常勤講師。国際NGO職員を経て独立。国内外をめぐり、環境、エネルギー、まちづくり、持続可能性などをテーマに執筆・講演。取材で出会ったエコハウスに暮らす、日本唯一の「断熱ジャーナリスト」でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ろべると

9
日本古来の木造建築は、風が通る独自の構造で夏の暑さを凌いできた。木と紙の文化は日本ならではのものだが、最近の猛暑はもはや限界を超えている。住宅の適正温度が人権問題となる欧州では考えられない状況だ。そんな中、断熱と気密性能の高い住宅では、エアコン1台で家中が20℃近くを保ち、光熱費も非常に抑えられるという。新築でなく中古住宅でも窓や床のリノベで相当な高性能化が見込めるようだ。そんな高機能住宅を長期間使い続けることが日本のためなのに、政府は省エネやゼロカーボンの数値目標達成しか考えてない。何とかしないと。2024/04/22

gotomegu

5
断熱ができていない家は、穴の開いたバケツみたいなもの。温度が逃げて暖冷房にコストがかかる。まずは穴を塞ぐことからだ!という話。温度は窓から一番逃げている。熱伝導率の高いアルミサッシは熱がダダ洩れ。それをやめて木製、樹脂製にするだけでかなり熱は逃げなくなる。断熱先進国のドイツでは、ペアガラスはあたりまえで、トリプルガラスもあるのだとか。学校の教室の温度がちょっと前まで10-30℃以内に規定されていて驚いた。家を建てるなら、小さくても断熱がしっかりした家にしたいな。 2024/01/26

渡辺(読書/散歩)

4
断熱性能を高めた住宅が人々の健康・お金・快適な暮らしを守り、さらには世界規模で起こっている様々な問題解決の切り札になることを主張した本。説得力のあるデータや事例紹介、実際にエコハウスで暮らしている筆者の体験談が豊富で、読み終える頃にはエコハウスに住みたくなっていました。 https://book-attic.com/dannetsu2024/01/28

Takao

3
2024年1月22日発行(初版)。40年前の本ばかり読んでいる私にしては珍しく新刊。ネットで本書を知り、Amazonを使わずに求めた。夏は暑く、冬は寒い家に住んできた私。そんな人たちもきっと大勢いることだろう。暑さ寒さを我慢する「省エネ」ではなく、それは人権問題だという発想に改めて頷く。本書を読んで頷くことが多かった。私にとっては「発想の転換」なのだが、すでに欧州では社会の「常識」になっているという。40年前に建てられた実家の窓を全て交換するリフォーム中だが、もう少し早く本書に出会っていればと悔やまれる。2024/03/05

てまり

2
断熱なんて一生一度の家買うときしか関係ないしナァという考えが気持ちよく覆される本。断熱がきいた家の快適さから始まって、賃貸住宅や学校や庁舎などいろんなものの断熱に触れ、ひいては断熱が地域振興や持続可能社会や国防にもつながると説く。「断熱が甘いと電気代という形で地域外にお金が流れる。高断熱住宅なら地域の工務店などが儲かり、地域に還元できる」という考え方なんか面白いなと思った。断熱DIYなんかも紹介してある。ちょっと家の天井に断熱材詰めたくなりますね。2024/04/02

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