集英社新書<br> 近代天皇論―「神聖」か、「象徴」か

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近代天皇論―「神聖」か、「象徴」か

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  • サイズ 新書判/ページ数 251p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087208658
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0231

出版社内容情報

退位問題をきっかけに天皇とは何かについて新たな論争の火蓋が切られた。この問題を幕末にまで遡り、この国の伝統と西欧文明との間で揺れ続けた日本の近代の中の天皇の姿と向き合う画期的な対論!




片山 杜秀[カタヤマモリヒデ]

島薗 進[シマゾノススム]

内容説明

天皇は神の子孫たる「神聖」な権威なのか、「国民の統合」の「象徴」なのか。退位問題をきっかけに天皇とは何かについて新たな論争の火蓋が切られた。折しも資本主義が限界に達した日本。経済成長のためなら「国民の分断」もやむなしとするのが政権与党だが、「国民の統合」が危機に瀕し、民主主義の基盤が揺らぐこの時代にあるべき天皇像とはいかなるものか。この問題を国民が真に考えるためには、幕末にまで遡り、わが国固有の伝統と西欧文明との間で揺れ続けた日本の近代の中の天皇の姿と向き合わねばならない。戦前右翼思想を熟知する政治学者と国家神道研究の泰斗が、この難題に挑む画期的な対論!

目次

序 天皇のあり方しだいで日本の近代が吹き飛ぶ
第1章 ジレンマは明治維新に始まった―天皇と臣民のナショナリズム
第2章 なぜ尊皇思想が攘夷と結びついたのか
第3章 「天皇の軍隊」と明治天皇の神格化
第4章 「仁政」と「慈恵」の福祉国家
第5章 大正デモクラシーと未完のファシズム
第6章 戦後も生きている国家神道
第7章 神聖国家への回帰を防ぐために
対談を終えて

著者等紹介

片山杜秀[カタヤマモリヒデ]
1963年生まれ。政治学者。政治思想史研究者。慶應義塾大学法学部教授。主な著作に『未完のファシズム―「持たざる国」日本の運明』(司馬遼太郎賞受賞)、『近代日本の右翼思想』など

島薗進[シマゾノススム]
1948年生まれ。宗教学者。東京大学名誉教授。上智大学大学院実践宗教学研究科教授、同グリーフケア研究所所長。専門は日本宗教史。日本宗教学会元会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

昭和っ子

31
「私は国というのは何かの「魔法」をかけることで、いつの時代にもできているものと思っている」今かかっているのは「アメリカの魔法」では、戦前において皆を動かし、手痛い喪失に至らしめた時かかっていたは何の魔法?「取り戻す」ってどこに?「キョーイクチョクゴ」の魔法の再来がこれから向かう道とはどうしても思えない。これまでの歴史を真摯に踏まえて新しい道を造ると、どうして表明させる事ができないのか。新しい道を模索する為のくさびがあの「お言葉」で、それを皆受け止める事ができるだろうか。今、どストライクの刺激的な本だった。2017/03/29

おかむら

31
そもそも江戸時代の一般人は天皇のことなんかあんまり知らなかったんじゃないの?それが天皇陛下万歳一億総火の玉だーみたいにたった100年足らずでなっちゃったのはなんでかな、とかねがね思ってたので、その疑問に答えてくれる政治学者と宗教学者の対談集。ちょい難しいとこもあったけど流れは掴めた。へえ!水戸黄門から始まったのか(違うか?)! 去年のお言葉に対して日本会議系の人がなにやら冷たい理由も理解できた。あの人たちって…。天皇関係本面白いなー。天皇マイブームだわ。2017/03/21

呼戯人

21
文明開化と国民の平等性を確保するための王政復古。この二つのベクトルに又裂き状態に陥っていたのが、明治期日本の天皇制である。天皇制ファシズムが日本を滅亡に導いたとき、日本再生の道は民主主義しかなかった。その民主主義を投げ捨てようとしている現在、日本の危機は深い。アメリカがあのような惨状に陥って世界も崖っぷちに立っている。転換期などという甘っちょろいものではない。断崖の上に立って、生き延びる道を探る日本近代史の研究である。2017/02/03

coolflat

17
再読。なぜ尊皇思想は水戸藩で生まれたのか。水戸藩の立場が関係している。水戸藩は尾張藩と紀州藩と並んで徳川御三家と称された。いずれも他藩とは格式が違い、将軍家に準ずる存在とみなされた。しかし水戸が少し低い。尾張と紀州の藩主は大納言なのに、水戸は中納言。尾張と紀州は将軍家に跡継ぎがいない時には将軍を出せる家柄とされているのに、水戸の藩主は「副将軍」という正式ではない称号で呼ばれ、参勤交代もせずにいつも江戸にいて将軍を補佐するのが仕事とされる。江戸が攻められた時に将軍家の楯となる事を求められていたのも水戸藩だ。2019/12/16

樋口佳之

16
わかりやすい興味深い対談でした。/戦前日本の社会保障制度と皇族の話は新しく知る内容でした。恩寵ねえ。/末尾片山氏の一文「象徴天皇制の虚妄に賭ける」のタイトルに笑いつつ内容には共感。/象徴って形で残ってしまった事がそもそも…って言う話をしている時ではない、とても切迫した事態だと改めて感じました。2017/04/19

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