出版社内容情報
自転車の「車道走行」が街を快適にする!
都市部を中心に自転車利用者が急増中。本書は自転車を社会インフラの中に位置づけ、自転車とクルマと歩行者が共存できる都市空間を構築するための方策を、国内外での取材をまじえ多角的に論じる。
内容説明
エコ、健康志向、低成長時代の価値観の変化、そして災害対応。これらの要因が合わさって、昨今、都市部を中心に自転車利用者・愛好者が急増している。一方で、クルマと自転車のみならず、自転車と歩行者の事故も頻発するなど様々な問題も発生しており、その対策は急務である。本書は、自転車を社会インフラの中に位置づけ、自転車とクルマと歩行者が共存できる都市空間を構築するための方策を、国内やイギリスでの現地取材をまじえて多角的に論じる。
目次
序章 「自転車ブーム」の光と影
第1章 日本の自転車環境(話題の自転車道を走ってみた;自転車の車道走行を阻むものとは?;ママチャリ問題;現代サイクリング事情)
第2章 イギリスの自転車政策(イギリスの自転車政策の変遷;自転車は鉄道に乗って;サイクル・スーパーハイウェイ実走記;シェア・サイクルで走るロンドン)
第3章 日本の自転車政策(日本流シェア・サイクルの模索;自転車通勤支援システム;自転車はクルマの代替になるか)
終章 これからの自転車社会(「オルタナティブ」「シェア」「ダイバーシティ」;自転車のグランド・デザイン)
著者等紹介
秋山岳志[アキヤマタケシ]
1963年生まれ。フリーライター。早稲田大学商学部卒業。英国ブラッドフォード大学大学院修了。水路、鉄道、自転車など「交通と社会」をテーマに取材・執筆活動を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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redbaron
けんとまん1007
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