集英社新書<br> 小さな「悟り」を積み重ねる

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集英社新書
小さな「悟り」を積み重ねる

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  • サイズ 新書判/ページ数 188p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087206159
  • NDC分類 184
  • Cコード C0215

出版社内容情報

『怒らないこと』の著者による注目の1冊
朝日カルチャーセンターを始め、日本での講演会は超満員の状態が続くスリランカ上座仏教長老・スマナサーラ氏が集英社新書に登場。誰もが陥りがちな人生の「錯覚」を明らかにする。

内容説明

この不確かな時代にあって、私たちの抱く「迷い」は尽きることがない。どのようにすれば人は上手に迷いを晴らして自分を守り、穏やかに生きていくことができるのか。そもそも人が苦しむ理由は、全て勝手な思い込み、錯覚にあった。本書ではスマナサーラ長老が、その錯覚を一つひとつ分かりやすく解きほぐしていき、今よりもずっと「ラク」に生きる方法を伝授する。スマナサーラ長老が贈る、小さな「悟り」の積み重ね方とは。

目次

第1章 あべこべ人生の夢から覚める(あべこべ人生の夢から覚める;人が考えるのはバカだからである ほか)
第2章 「諦める力」で人は成長する(完成は瞬間においてしかない;「諦める力」が幸福をもたらす ほか)
第3章 疲れない生き方は可能である(仕事は本来疲れないものである;人間はそもそも自立できない生き物である ほか)
第4章 争いをもたらす自尊心を捨てる(自分すら頼りにしないほうが救われる;愛はほんとうは悪いものである ほか)
第5章 人生は割り算にするといい(足し算の人生から引き算の人生へギアチェンジする;「脳が喜ぶ笑い」が問題を解決する ほか)

著者等紹介

スマナサーラ,アルボムッレ[スマナサーラ,アルボムッレ][Sumanasara,Alubomulle]
1945年、スリランカ生まれ。スリランカ上座仏教長老。一三歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。八〇年に来日。駒沢大学大学院人文科仏教学博士課程を経て、現在はスリランカ上座仏教日本サンガ主任長老としてテーラワーダ(=上座部)仏教の教義の普及に務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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booklight

26
いつものように無常観を基本にあれこればさばさ。人生は無意味で、人間は錯覚の世界に生きていると言い切る。『つまるところ、生命とは、無常の法則によって流れるだけのことです』人間の枠がそうなっているので、その枠から外れるには解脱するしかない。解脱するまでその枠で暮らしていくのだから、現実を直視して、人と比べず、小さな悟りを積み重ねて、達成感を得ていくのがよいのでは、という。なるほどそこが落としどころか。川下りをしながら岩に激突しないようにしていくのが人生か。不自由を知れば自由の範囲も知れ、楽しむ範囲も見えてくる2022/04/30

テツ

26
小悟大悟。生きるの死ぬの。瑣末なことに大騒ぎしても人生なんて丸ごとまとめて虚しいシロモノ。無常な世界。そうしたフィールドに生きる僕たち人間という存在。悩み苦しみなんてどうでもいいぜ。どうせそのうちにみんなまとめてくたばってしまう虚しい存在なんだから。著者の意図とはかけ離れてしまうけれどきっとそうした覚悟をしてその上で今自分がこの場所で生きるという意味を考えた末に悟りってあるのかなとぼんやり思う。意味のない存在に意味を見出す。そんな無駄な行動でしか人間って幸せを掴めないのかもな。2017/11/30

なつ

19
『人生は変化するものです。逆境も順境もない、ずっと同じままの人生などありえません。人間も自然の生き物ですから天気のように絶え間なく変わっています。~略~悪い天気だから逆境、いい天気だから順境ということではないでしょう。人生もそれと同じ。逆境や順境なんてものは本当はないのです。自然と同じようにただ変化がある。そうシンプルに捉えることができればいいのです。』風が強い日は空を眺める回数が増える。雲がどんどん形を変え流れていくその様=変容が面白いから。そして思う。これからもそんな『雲』のように生きていきたい、と。2021/10/20

11
何度も読み返したい一冊。この本に出逢えてよかったと思う。生きづらさから救われる小さな「悟り」が沢山詰まっている。この本を読むと、世の中のこと、感情、欲、怒りなど、様々なことに対して、少し見方を変えるだけでも、穏やかに生きていけそうな気がする。中でも「無常」の考え方は、常に心にとめておきたいと思った。読みやすく、スラスラと読める。でも、内容は深く、良い本に出逢えた。2019/03/11

まご

9
全体的に、理屈っぽい。筆者自身の考えを、無理やり仏教の教えにこじつけようとしている。読んでいて、だからどうした?何が言いたいのか?と疑問が募る。駄本です。2015/05/24

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