出版社内容情報
『怒らないこと』の著者による注目の1冊
朝日カルチャーセンターを始め、日本での講演会は超満員の状態が続くスリランカ上座仏教長老・スマナサーラ氏が集英社新書に登場。誰もが陥りがちな人生の「錯覚」を明らかにする。
内容説明
この不確かな時代にあって、私たちの抱く「迷い」は尽きることがない。どのようにすれば人は上手に迷いを晴らして自分を守り、穏やかに生きていくことができるのか。そもそも人が苦しむ理由は、全て勝手な思い込み、錯覚にあった。本書ではスマナサーラ長老が、その錯覚を一つひとつ分かりやすく解きほぐしていき、今よりもずっと「ラク」に生きる方法を伝授する。スマナサーラ長老が贈る、小さな「悟り」の積み重ね方とは。
目次
第1章 あべこべ人生の夢から覚める(あべこべ人生の夢から覚める;人が考えるのはバカだからである ほか)
第2章 「諦める力」で人は成長する(完成は瞬間においてしかない;「諦める力」が幸福をもたらす ほか)
第3章 疲れない生き方は可能である(仕事は本来疲れないものである;人間はそもそも自立できない生き物である ほか)
第4章 争いをもたらす自尊心を捨てる(自分すら頼りにしないほうが救われる;愛はほんとうは悪いものである ほか)
第5章 人生は割り算にするといい(足し算の人生から引き算の人生へギアチェンジする;「脳が喜ぶ笑い」が問題を解決する ほか)
著者等紹介
スマナサーラ,アルボムッレ[スマナサーラ,アルボムッレ][Sumanasara,Alubomulle]
1945年、スリランカ生まれ。スリランカ上座仏教長老。一三歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。八〇年に来日。駒沢大学大学院人文科仏教学博士課程を経て、現在はスリランカ上座仏教日本サンガ主任長老としてテーラワーダ(=上座部)仏教の教義の普及に務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
booklight
テツ
なつ
花
まご