集英社新書
男はなぜ化粧をしたがるのか

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 186p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087205244
  • NDC分類 383.5
  • Cコード C0236

内容説明

化粧など、一過性の流行、風俗とみる向きもあるが、ことが男のということになると、俄然、歴史にかかわる重大事にもなってくる。歴史は教科書に載るほどの出来事の積み重ねだけではなく、美顔術、毛髪の手入れの変遷といった細部にも宿っている。古墳時代から奈良、平安の王朝時代、さらに武家の台頭、戦国時代を経て江戸、明治、大正、昭和、そして現代へと続く時間の中で、男の化粧はどのような意味と価値をもっていたのか。本書は時代時代の史料を基に、忘れられた史実を描いてみせる。

目次

序章 真実は「細部」に宿る(ポマードの盛衰が「時代」を語る!?;甲子園球児の眉ケアから「未来」が読める ほか)
第1章 男の美顔は「権力交代」の証言者(男の「赤化粧」といれずみが語る大和政権の成立事情;男も白粉、眉化粧―国風文化と平安時代 ほか)
第2章 男のヒゲは時代のモードの象徴(神話時代~上古―ヒゲは権威の象徴;国風文化と平安時代―ヒゲは嫌われ、男も化粧 ほか)
第3章 髪は男の命(戦国時代の画期的な発明品、月代;明治維新~「ちょんまげ」からざんぎり頭へ ほか)
第4章 遠くて近きは男女の化粧距離(化粧からみえる男と女の遠近法;男女の距離が遠くなる「戦時モード」 ほか)

著者等紹介

前田和男[マエダカズオ]
1947年東京生まれ。東京大学農学部卒業。日本読書新聞を経て、翻訳家、ノンフィクション作家。路上観察学会事務局。資生堂企業文化部「化粧文化研究会」会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

しびぞう

4
「なぜ」がつく書に良書なし。着眼点は良いのだが、得た情報を自分の考えに都合よく当てはめて「ほーら僕の言ったとおりじゃん」といった感じの文章。途中数カ所は関心させられたが、高校球児が眉をいじりはじめたのが2005年くらいからだとかあり得ない記載もてんこ盛り。X JAPANがフェミ男のお手本とか君は黒夢を知らないのかとまぁ団塊の世代に言っても何も始まらないので読むことをお薦めしないことで溜飲を無理にでも下げようと思う。2017/02/03

nori

2
若い男性が美活に勤しむようになったのは21世紀という時代背景によるものだと思っていたが、平安時代には性別に関係なく皆が化粧を楽しんでいたり、江戸時代の男性が脱毛や美肌づくりに勤しんでいたというのはとても興味深かった。かつての日本には女性の天皇も存在していたわけで、明治以降に植えつけられたジェンダーには、何の意味もないのかもしれないと感じた。2016/08/19

Great Eagle

1
日本の古代から現代までを男と女の化粧に焦点を当てて紐説いてゆくなかなか面白い本です。男はおしゃれなのかな。2010/05/05

さえちゃら

0
for senior thesis. 男の化粧文化が戦時・平時毎に繰り返すという考え方は面白かった。ちょっとこじつけな感じもなくはないが(敗者のシンボルとか)、知識ゼロのところから男性化粧の推移を知れるのは良い。2013/05/11

hikarunoir

0
隈取や醜くない首のための化粧はスルー。今の男は責任だけ課せられあらゆる装いを奪われた結果、眉をいじってるだけだ。2011/06/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/560510

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社トリスタ」にご確認ください。