集英社新書<br> 万博とストリップ―知られざる二十世紀文化史

集英社新書
万博とストリップ―知られざる二十世紀文化史

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087200119
  • NDC分類 606.9
  • Cコード C0276

内容説明

美女があでやかな笑みを浮かべながら官能的に舞うストリップ・ショー。そして二十世紀機械文明を象徴するような万国博覧会。この二つが実は切っても切れない深い因縁で結ばれていたとは!いや、かつて、国家的イベント万国博覧会は、ストリップなくしては発展しえなかったとさえいえるのだ。ロンドン、パリなどを舞台に繰り広げられた万博とストリップの発展史になぜか登場する明治期の女優川上貞奴…。ジプシー・ローズ・リー、黒豹の女王ジョゼフィン・ベーカーなどの名花のエピソードをちりばめながら、万博とストリップの出会いの必然を鋭く読み解く。本書は著者初の新書への書下ろし。

目次

プロローグ 演劇博物館と川上貞奴
第1部 万国博覧会に咲いたストリッパーたち
第2部 さかのぼって十九世紀パリ。万博とセクシーダンスの誕生
第3部 そして一方、日本の博覧会にもヌードの影が
第4部 そもそも欧米のストリップは、どのように成立したのか
エピローグ なぜ万博とストリップなのか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gtn

19
動かなければ絵や彫刻と同じという当局の解釈から生み出された戦後の額縁ショー。国の見地のナンセンスさはさておき、動かぬ女優の息づかいにより膨らむ胸や腹に趣を感じ、客が殺到したとのこと。一方、当時は混浴や公衆面前の乳やり等、まだ裸体に大らかな時代ではなかったか。その頃の日本人は、見られていい裸体とそうでない裸体を使い分けており、性に対する見識が高かったといえる。2020/01/31

S_Tomo

7
多方面についての著作を数多く出している荒俣宏氏の15年前に書かれた本で、20世紀初頭に欧米で競って行われた万国博覧会と、官能的な姿で舞い踊るストリップショーの今では思いもしないような結び付きを軸に、ストリップショーの生い立ちから進化・発展し、そして衰退していくさまをまとめた一冊。今、ストリップショーと聞くと場末のいかがわしい見世物、というイメージもあるが、欧米のショービジネスの成立において重要な役割をもち、また、19世紀から20世紀にかけての芸術に多大な影響を与えたものだったかがわかる。2015/12/29

bouhito

5
AVによってビデオデッキが普及したという話はあまりにも有名だけれども、まさか万博という国際的イベントがストリップによってかほど大衆の心を掴んだものだったとは知らなかった。「みんな不況で苦しんでるのに、万博記念のパーティで浮かれてる名士はなんなのよ」と憤ったストリッパーが、ゴダイヴァ夫人(チョコのゴディバの由来)を真似て、全裸で白馬を乗り回し、万博会場に乱入したというのは、もはやエロとか美とかを超越して、ただただ勇敢。あと、野球拳の元祖とも言える「くるぶしコンテスト」を発明したフランスの大学生に拍手を!2015/09/06

ネムル

4
クレイグ・ライスによる代作『Gストリング殺人事件』を勉強家ジプシー・ローズ・リーの作品としてあったり、雑誌発表の短文をまとめた記述なのか繰り返しが多く内容が散漫で、万博とストリップの関連性が奇を衒っただけに見えてしまうのが残念。それでも、第二次大戦前の万博における影響に見逃せない点も多く、新鮮で面白い。あと早稲田大学2013/12/28

Auristela

2
ちくしょう、ありゃまたこりゃまたにGストリングつけてストリップ繰り出したいぜ!2018/05/27

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