内容説明
かれんの気持ちを何度でも確かめたい!強い愛の言葉がほしい!遠距離恋愛のもどかしさに、悶々とした日々を送る勝利。そんな時、あの、かれんが二人で逢うために休みをとった。久しぶりの再会を楽しもうとあれこれ考えていた勝利だったが…。好きになればなるほど、深く複雑になる恋人たちの想いを、村山由佳が綴る。人気シリーズ、待望のSecond Seasonへ。
著者等紹介
村山由佳[ムラヤマユカ]
1964年生まれ。東京都出身。『もう一度デジャ・ヴ』で第1回J小説・NF大賞佳作、『天使の卵』で第6回小説すばる新人賞受賞。03年『星々の舟』で第129回直木賞受賞。執筆以外にも多方面で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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優希
45
ショーリとかれんの恋、新章スタートです。とはいえ、前シーズンの流れそのままという感じです。鴨川と東京の遠距離恋愛になったというのが違う点でしょうか。かれんと結ばれたものの、その先にまだ進めない2人がもどかしくて、でもそれがショーリとかれんの関係だと思うと何だか甘酸っぱい気持ちになります。かれんが色々嫉妬する子供っぽさが可愛くてたまりません。一方でショーリに失恋した星野りつ子が気持ちを剥き出し過ぎてかなり嫌な女になってましたね。最後はキュンキュンオーラ全開でしたが、これからも2人の恋には色々あるのでしょう。2015/03/10
あつひめ
31
きゅっと笑って・・・ぷしゅっと微笑む・・・。かれんの幼い女の子のような天使のような表情が目に浮かぶ。相変わらず相手のことを第一に考えるカップル。最近では珍しいタイプの二人かもしれない。離れているから膨らむ不安、でも離れているからこそ大事にしたいという思いのほうが今は勝っているのかもしれないなぁ。このまま天然カップルでいて欲しいなぁ。2010/08/27
れもん
26
図書館本。セカンドシーズン1作目。ようやく恋人らしくなってきたショーリとかれん。それなのに、やっぱりまだ星野が引っかき回す。まあショーリのことが好きすぎて、優位に立ちたい気持ちはわかるけど。。かれんの嫉妬姿は可愛らしいなぁと、オバチャン目線で読み終えました(笑)2025/02/15
なぎかぜ♂
19
…あれ、こんな甘酸っぱ成分満載だったっけ?久々においコーのセカンドシーズン1作目読んだけど、最後の2人のやりとりが甘酸っぱ過ぎて悶え死にそうでした(笑)あと、星野が最新刊に比べて気持ちむき出しすぎと言うか意地悪すぎと言うか…f^_^;それと、2人のやりとりを自分と照らし合わせて、考えさせられたり反省したりする部分が多かったなぁと思います。2014/06/01
ヒラP@ehon.gohon
17
【再読】脈絡もなく心くすぐられるようなシリーズです。登場する全員の心の動きが刺激的です。2022/01/01
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