出版社内容情報
【お菓子は甘く、人間模様はときどきほろ苦い。】
『ゆきうさぎのお品書き』『ホテルクラシカル猫番館』シリーズなどの著者がお送りする、北鎌倉の和菓子物語第3弾。
花桃屋敷の庭に紫陽花が咲き始めるころ。都のことりや茶房でのアルバイト初日、とある女性客の接客を試すような質問にうまく答えられず、一成が応対する。彼女は一成の兄の店「飛翠堂」の親会社の代表として、ある忠告をしに来たのだった。
後日、都は一成と明月院で紫陽花を観賞する。そこで初めて彼の口から兄の話を聞き…。そしてついに、その因縁の兄が登場…!?
ほかにも、花桃屋敷での夏合宿や、一成、アロハシャツデビュー!?などなど、ほっこり楽しいエピソードも盛りだくさん。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
4
本業で忙しくなった瑠花に代わり、ことりや茶房で月2回のアルバイトをはじめた都が、期せずして羽鳥家の事情を知っていく第3弾。閉店間際に強引にやってきた女性をきっかけに浮き彫りになる、一成の実家を巡る複雑な関係。都が友人と「飛翠堂」で一成の兄と邂逅したり、志貴の一成家訪問で都が料理を振る舞い、家事代行代理で志貴の家に行ったり、エアコンが壊れて一成宅で夏合宿もあって、都も羽鳥家を巡る事情を共有したり、近しい存在になってきているんだなと感じましたし、一成と兄の関係も今回の件をきっかけに改善されていくといいですね。2026/02/18




