集英社オレンジ文庫<br> 私のマリア

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集英社オレンジ文庫
私のマリア

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086805568
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

誰もがマリアに恋い焦がれていた。
殺してしまいたいほどに――
美しい女子高生はなぜ消えたのか!
2023年ノベル大賞<佳作>受賞、失踪からはじまる青春ミステリー!

全寮制の名門女子校白蓉女学院で“白蓉のマリア”と謳われる女子高生・藤城泉子が消えた。事件か事故か、あるいは泉子の自由意思による失踪か。動揺に追い打ちをかけるように、泉子の実家で放火殺人が起こり、犯人と目される大学生を15歳の少年が刺傷する事件が発生。寮で同室だった鮎子は泉子を案じ、泉子の従兄の藤城薫と行方を追うのだが、薫は泉子がすべてを仕組んだと言い出して……。
彼女がいて、私がいて、それで完璧だったはずなのに。
従兄弟、幼馴染み、ルームメイト、王子…マリアの失踪に、やがて周囲は歪み始める――。

内容説明

全寮制の名門女子校白蓉女学院で“白蓉のマリア”と謳われる女子高生・藤城泉子が失踪した。直後、泉子の実家で放火殺人が起こり、犯人と目される大学生を15歳の少年が刺傷する。寮で同室だった鮎子は泉子を案じ、泉子の従兄の藤城薫と行方を追うのだが、薫は泉子が事件の黒幕だと言い出して…。異常なほど崇拝された美しい女子高生は、どこに、なぜ消えたのか。2023年集英社ノベル大賞“佳作”受賞。

著者等紹介

東雲めめ子[シノノメメメコ]
滋賀県出身。『形代の恋』で第207回短編小説新人賞を受賞。『私のマリア』で2023年ノベル大賞“佳作”を受賞、受賞作を改稿しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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よっち

26
全寮制の名門女子校白蓉女学院で“白蓉のマリア”と謳われる女子高生・藤城泉子の失踪。寮で同室だった鮎子が泉子を案じて、彼女の従兄・藤城薫とその行方を追う青春ミステリ。泉子の失踪は事件か事故か、彼女の意思によるものか。追い打ちをかけるように発生する、泉子の実家で放火殺人が起こり、犯人と目される大学生を15歳の少年が刺傷する事件。薫とともに調べる中で明らかになる、泉子と周囲を巡るままならなかった背景や、かつて同室だった鈴との意外な関係があって、鮎子自身の複雑な想いも絡めながら辿り着いた真相が印象的な物語でした。2024/04/16

栗山いなり

6
名門女子校で皆に『マリア』として慕われていた泉子の失踪事件の真相を追うミステリー小説。マリみてを思わせる部分もある小説だが、ミステリーと言ってはみたがその実態は一種のホラーなんじゃないかとも思った2024/05/23

むまもめむ

0
作者の意図とは異なるかもしれないけれど、「泉子様はこのまま永遠に変わらず、一番綺麗なときに一番綺麗なままで——」という台詞を目にしたとき、『若く美しいまま亡くなる女の子の物語』へのアンチテーゼのように感じた。彼女が身につけた物語を紡ぐ力は、若く美しいまま死んで『誰か』(登場人物や作者や読者)に所有されることへの反逆なのではないかと思う。誰かを偶像化する例は身近に溢れる。アイドル、スポーツ選手、政治家、皇族などなど。個人的には誰かを崇める感覚を非常に毛嫌いしているが、そうならないと言い切れないから厄介。

kokekko

0
2023年度ノベル大賞系の三作品を全部読んだが、これが一番面白かった。でも表紙の絵が合っていないと思う。作中で描写される「マリア」のイメージとこの絵とはいろいろな部分が違う。何でこれでOKが出たんだろう?2024/04/20

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