出版社内容情報
人気作家の豪華饗宴!
言葉にできないこの想い、チョコレートと一緒に口のなかで溶かして・・・??
チョコレートにまつわる、愛と涙と笑顔の短編集!
大好きな彼の無理難題に応えようとした少女の一大決心(今野緒雪「かぐや姫のチョコレート」)。
雪の日助けられた少年が、心を込めて作る贈り物(岩本薫「2/14」)。
冬休みの宿題と大人の恋愛成就のため奔走!?とある姉弟のハイパー奮闘記(我鳥彩子「ちょこれいと六区~うちの天使で悪魔な弟が~」)。
新吉原の花魁・玉扇が見つけた、本当の愛の味(はるおかりの「花わずらい」)。
密かに片想いするショコラティエは姉の恋人・・・(櫻川さなぎ「プラリネ」)。
かけがえのない気持ちといつも一緒。甘くほろ苦い秘密の5粒、どうぞ召し上がれ。
今野 緒雪[コンノ オユキ]
著・文・その他
岩本 薫[イワモト カオル]
著・文・その他
我鳥 彩子[ワドリ サイコ]
著・文・その他
はるおかりの[ハルオカリノ]
著・文・その他
櫻川さなぎ[サクラガワサナギ]
著・文・その他
yuk[ユウコ]
イラスト
内容説明
憧れだった彼の無理難題に応えようとした少女の一大決心。雪の日助けられた少年が心を込めて作る贈り物。冬休みの宿題と大人の恋愛成就に奮闘する姉弟。新吉原の花魁・玉扇が見つけた本当の愛。密かに想うショコラティエは姉の恋人…かけがえのない気持ちといつも一緒。チョコレートにまつわる愛と涙と笑顔に満ちた珠玉の短編集。甘くほろ苦い秘密の5粒をどうぞ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
papako
70
お気に入りのオレンジ文庫アンソロジー。軽い読み心地でこれも良かった!5つの短編全てがハッピー。『ちょこれいと六区~』ドタバタで楽しかった。六区くんでもっと読みたい。『花わずらい』いいわぁ。大正時代の吉原のお話。いい結末で嬉しい。チョコレートが食べたくなるようなお話はなかったけど、美味しくいただきました。2019/09/12
はるき
40
凄く考えて編まれたアンソロジー。現代女性は甘いだけの恋では満足しませんので、苦みもしっかり含んでおります。中高生より、やや年長組にお薦め。2019/01/29
一華
34
この時期ならではの…チョコレートに纏わるアンソロジー。全体的にスィート的な物語…最後のお話は、ある意味『ハイミルク』と思えたけどね…ふふっ2020/02/11
kitten
28
図書館本。チョコレートを題材にしたアンソロジー集。とりあえず、全体的に甘い。もう少しだけビターな感じのものがあってもいいかも。コバルト文庫の作家さんが多いから当たり前かな。櫻川さんの作品がまだよかったかな。今野さんのは設定が酷すぎて引く。我鳥さんの女装少年はどっかで読んだ記憶があるんだけど、他にも作品があるのかな?評価、星22019/04/11
keith
24
チョコレートをテーマとしたアンソロジー。吉原を舞台とした「花わずらい」は切なかった。面白かったのは「プラリネ」。ベタな展開ですが分かりやすくて好きです。2019/05/26