出版社内容情報
今後30年にわたり、日本の介護現場や制度がどう変わるかを取材。介護を必要とする人が、よりよい最期を迎えるための具体策を解説。
内容説明
団塊世代が85歳以上となる2035年には、要介護者は960万人、死者の数も年間166万人と推計されている。政府が、地域包括ケアシステム構築へと舵を切る一方、それを後押しする公的介護保険を取り巻く状況は厳しさを増している。迫り来る“多死社会”に、私たちはどう備え、どう立ち向かえばいいのか。介護現場の最前線を20年以上にわたって取材してきた著者が、さまざまな看取りの事例を紹介し、納得のいく最期を迎えるためのヒントを提示する。
目次
第1部 介護の未来年表(2020年 介護崩壊へのカウントダウン;2025年 介護施設の倒産・M&Aが加速;2030年 孤独死と無縁仏が深刻化;2035年 がん患者の死亡急増で救急医療がパンクする;2040年 介護現場でロボットとシニア人材が協働)
第2部 多死社会への備え方(後悔しない「ひとり死」を実現する;「リビングウィル」の落とし穴;わが家での最期をはばむバイアス;がんで死ぬなら自宅を選べ;看取りルポ―自宅で最期を迎えるために必要なこと)
著者等紹介
長岡美代[ナガオカミヨ]
介護・医療ジャーナリスト。親族の介護をきっかけに一般企業から介護職に転身した後、20年以上にわたって高齢者の介護や医療、ライフスタイルを取材・執筆。介護保険制度の不正請求や高齢者住宅の不当な囲い込み、無届け施設、悪徳ビジネスなどの追及も続けている。また各種メディアでコメンテーターとしても情報を発信(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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