出版社内容情報
“椿屋敷"に住む19歳の香澄と、若隠居と呼ばれる柊一は仲のよい夫婦。だが実はワケあって結婚した「偽装夫婦」でもある。そんな椿屋敷で嫁姑問題勃発、か……!? ふんわりご近所事件簿、第2巻。
内容説明
“椿屋敷”と呼ばれる一軒家に住む香澄と柊一は、仲のいい新婚夫婦だ。しかし、二人はワケあって結婚した偽装夫婦でもある―。ある日、柊一の母・美幸が椿屋敷を訪ねてくる。柊一を自分の選んだ相手と見合いさせたがっていた美幸だが、香澄との結婚には一切の反対をしなかった。それには何か思惑があるのではと言う人もいて…。椿屋敷で嫁姑問題が勃発、か…!?築六十余年の古屋敷が語る、ふんわりご近所事件簿。
著者等紹介
白川紺子[シラカワコウコ]
三重県出身。同志社大学文学部卒。雑誌Cobalt短編小説新人賞に入選の後、2012年度ロマン大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
SJW
137
シリーズ第二巻目で、偽装夫婦も板についてきたが、新婚のせいかすぐに顔が赤くなり恥ずかしがるのは面白い。訪れる人達の相談にのり、悩みを解決する日常ミステリー。二人の秘密は柊一の母親に覚られたようで今後の展開が気になる。2019/09/07
カメ吉
131
今回もほっこりとした雰囲気で展開していく感じ。一作目より若隠居と香澄がいい感じになってきて微笑ましい。檀と絢もいい感じになって前作出てた歩美ちゃんもいい感じ。 次の3作目で偽装夫婦もホンモノ夫婦になっていくことを期待してます。2018/11/18
ひでちん
122
物語の世界観は好きなのですが、柊一も30代手前で、小説家として立派に生計を立ててるのに‥‥この物語に出てくる登場人物は、(そうでないと物語が成立しない前提なのですが)ああじゃこうじゃと大の大人に執拗に干渉してきますね~(笑) 偽装夫婦という物語設定ですが、この2人は実際に入籍しているので、法的に紛れもない夫婦で、民法上のありとあらゆる夫婦の権利(代表的なのは相続権)を有している。 にも関わらず、特に(戸籍上の)弟・檀の干渉とブラコン振り&典型的な末っ子気質には辟易しつつ‥‥‥続けて読んでいきます(笑)2021/06/30
ううち
119
第2弾。香澄さんのご飯がとても美味しそう。2人の気持ちに変化が出てきたところに柊一さんと晶紀さんのバトルで面白くなってきた…!折り紙したり、カルメ焼きしたりほのぼのと可愛らしい。2018/09/18
りょうこ
106
待望の第2弾!今回も椿に交わるちょっとしたミステリー+嫁姑問題など盛りだくさん!いつか日が二人にほんとうの夫婦の幸せが後づれますように...第3弾楽しみに待ってます!2018/06/03