出版社内容情報
吹奏楽の名門高校に入学したつばさ。入学式の日、野球部の大介と交わした約束と、彼への恋心を支えに練習をがんばってきた。ふたりの約束は、最後の夏に託される。大人気コミックス原作の映画を小説化!!
下川 香苗[シモカワカナエ]
河原 和音[カワハラカズネ]
持地 佑季子[モチジユキコ]
内容説明
野球部の応援をする吹奏楽部員に憧れ、吹奏楽の名門、白翔高校に入学したつばさ。入学式の日、野球部の大介と交わしたひとつの約束と、彼への恋心を支えにきつい練習をがんばってきた。しかし、吹奏楽部も野球部も全国の壁は高く、ふたりの約束は果たされないまま。そして約束は、最後の夏に託される―。河原和音の大人気コミックス原作の映画、感動のノベライズ!
著者等紹介
下川香苗[シモカワカナエ]
作家。岐阜県出身。1984年、Cobalt短編小説新人賞に入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
96
2016年593冊め。甲子園を目指す野球部と、普門館を目指す吹奏楽部のある高校が舞台。「甲子園の応援をしたい」という動機で名門校だと知らずに吹奏楽部の門を叩いた未経験者の主人公が、時にはくじけながらも練習に励んでいく姿に交換がもてる。少女漫画原作ということで、相手役の男の子も友人男女も部活の仲間たちもみんなそれぞれ頑張るいい子。2016/07/25
ころりんぱ
57
ピッカピカの青春!!現実的に言えば甲子園への道、全国コンクールへの道、本当ならもっともっと泥臭いはずの茨の道だとは思う。思うけれども、やっぱり漫画の世界はこうでなくっちゃとも思う。誰かを好きになると100倍強くなれる(もう少し大人になるとむしろ弱くなるが、そんなことは大人になってから感じればいいことだ…)眩しくて初々しい高校生の物語だから、ドロドロや毒は最低限に、まっしぐらに突きすすむこんな本もいいんじゃないかと思います。2016/08/10
あむぴの
39
【ナツイチ2016集英社文庫】38冊目。ああー。さっくと読めすぎた。後から調べたら、これコミック19巻分をぎゅーっと凝縮しちゃったのかな。最後を知らない状態で、主人公たちの成長をコツコツと応援したかった。それにしても、ピュアで、青春王道ストーリーだったな。2016年6月。2016/09/22
future4227
36
甲子園を目指す高校球児と甲子園のアルプススタンドで応援の演奏を夢見る女子高生。いくら約束だからって、初対面の人と交わした約束をそんな律儀に守らなくても…と思う私はすでに心が穢れているのでしょうね。かなりベタな青春ドラマなのに泣き所が結構あっていい話でした。主人公のつばさは色んな人から結構ズケズケとキツいこと言われるのに、鈍感なのか精神力が強いのか、心折れることなく更に頑張ってしまうところが凄い。映画ノベライズなので文体は軽いですが、良い作品です。映画も良かったです。2017/04/05
カモミール
28
THEせ・い・しゅ・ん!!野球部を応援する吹奏楽部・・・!!う〜〜ん♡ヤバい♡つばさと大介いいね〜♡2016/10/16