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出版社内容情報
反転した世界に戸惑う霞は、自らの目に映るセカイの真実を知り、行動を始める。一方、最大戦力である舞姫・ほたるを欠いた防衛都市に、さらなるアンノウンの襲来が迫る。激戦の果てにたどり着くセカイの真実とは……!? 大人気アニメの公式ノベライズ、運命の第3巻!
内容説明
「この世界はニセモノだ」―ほたるから託されたメッセージを訝しんでいた霞だが、大國真昼医務官の襲撃を経て自らの目に映る異常な世界の真実を知り、人知れず行動を始める。一方、最大戦力である舞姫・ほたるを欠いた防衛都市に、さらなるアンノウンの大襲来が迫る。霞の留守を守るべく必死に抗戦する明日葉と、カナリアの死を受け入れ今一度戦場に立ち上がった朱雀だが、新たに出現したかつてなく強力な人型アンノウンに追い詰められてしまう。だが、混乱する戦場に消えたはずの少女が姿を現す時、世界は反転する!!激戦の果てにたどり着く世界の真実とは!?大人気アニメの公式ノベライズ、運命の第3巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツバサ
9
良いシリーズだった。この面白さが多くの人に伝わっていたら嬉しい。小説なだけあってアニメの話をより詳しく知れた。ただ、もう一冊ぐらい出して欲しかったな。2017/11/06
HANA
7
シリーズ最終巻。アニメも見たけれどそれ以上に小説が面白かった。それぞれの作者が書いたそれぞれのキャラクターがここまでまとまっているのはなんか凄いと改めて思えた。またこんな感じで作られた作品を読んでみたい。2017/12/11
椎名
5
面白かった。やはりアニメのノベライズという立ち位置なこともあり、内容のスケールに比べてあっさりしたものになってしまいがちではあるが、個人的にはクズ金から始まり非常に面白いシリーズだった。主観が主題となっており、自分の世界、“クオリディア”と入るタイトルそのままといった内容。メインキャラクターたちの見る世界でありたったひとつ、がシンプルなのが好ましかった。しかし千葉は文章で読むと他の二組以上にベッタベタで。絆は絆しとも読む、という台詞にはハッとさせられた。2017/11/07
真白優樹
5
世界の真実を知った霞により世界の真実が齎され、真の侵略者相手の最後の戦いが幕を開ける最終巻。―――知った真実を抱え、報い無き戦いへ。一年前の本編の最後のやるせなさを思い出す、知った真実が懊悩を招き、人と化物の境界線が曖昧になっていく中で、一つの家族が散って逝く今巻。アンノウンの真実は、どこか寂寥感を覚え、確かに解決した戦いの中でも確かな喪失の感覚を抱かせる。それでも尚戦った子供達は全ての終了した世界で、自由な身で自分の道へ。きっと彼等の本当の戦いはここから始まるのだから。 面白かった、確かにそう言える。 2017/10/29
nais
2
何かと作画に恵まれない作品。シリーズ全部読めばキャラにもそれぞれ魅力があって、面白いんだけど・・・。カナリアは、まだだいぶ歪んでいるけれど、これから救われていくのだろうか。アニメでヨハネスが出てきたときは結構驚いた。夜羽の30年の戦いとか、シリアスなのに前向きサイコなモノローグになりそうで結構面白くなりそうなのに、これで終わりとかもったいない。千草兄妹のその後とかも読みたい。2017/12/02