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内容説明
“ヴァルハラの境界”の南下は止まらず、ドイッチュラントの“黒井円卓騎士団”が各国に戦争を仕掛け、世界は大混乱に陥っていた。そんな中、亜砂は“黒い王女騎士”と化したラーンスロットと対峙する。ささいなすれ違いが大きく運命を別けてしまった二人の結末は―!?円卓騎士団の崩壊、次々と倒れる仲間、そして“聖盃”の出現!?風雲急を告げる第11巻、物語はもう止められない。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鑑真@本の虫
1
ラストスパートのシリーズ十四冊目。 前回、様々な要素によるすれ違いから決別したアサとランス。 そして、物語は急速に動き出す。 ラーンスロットは失意のあまりに黒の騎士団を率いて破滅をもたらそうとし、キャメロットではモードレッドが反乱をしかける。 そして、まさしく死屍累々と命を落とす円卓の騎士たち。 殺伐とした状況の中で、ついに辿り着いた聖杯の導きは、果たして救いをもたらすのかが気になるところ。 モードレッドはやはりそういうことか、という感じ。 その他の伏線も徐々に回収されたが、ラストの少女はもしや?2015/01/24
ハロサイ
1
ランスはドイッチュの騎士となりフランスを攻撃。ボーマンは何とかキャメロットに聖盃を持ち帰るが、留守をあずかっていたモードレッドは謀反を起こしていた。ガーウェインはランスと対峙しついに勝利するが直後に日食が起きて反撃され致命傷を負い、ブリタニアへ向かう船上で命を落とす。亜砂はモードレッドの説得を試みるが叶わず殺されかかるが、ランスが飛んで助けに来る。今までと違いシリアス一辺倒、連戦連敗でほとんどのメンバーが死ぬ。内容も表現もすごくドラマチック。コメディ作家だと侮っていた。最高の出来。[☆☆☆☆☆]2012/10/27
杉浦印字
1
急速かつ猛烈に死屍累々。性急な気もしたけど、じっくりやったらそれはそれで鬱展開ですわな。ボーマン……。2010/02/07
F.key
0
展開が急にシリアスになった感が。前巻からかもしれないけど今回は一冊丸ごと重い展開だった。タイトルの“生徒会”は何処へ行った?(笑)2009/11/30
マルしぇちゃん
0
すごく重い展開になってきましたー。まー早くマリを出せ!2009/11/02