内容説明
本書では、本当のオーガズムとは何かを考え、どのようにしたらそれが体験できるのかを追求していきたい。しかし、その方法論は従来のＳＥＸのマニュアルとは根本的に異なる。そこには高等なオーラルＳＥＸも必要なければ、数多くの体位も無用である。だれにでも可能な方法でいくつかの角度からアプローチを試みてみたい。恥ずかしながらそれは、私がピンク映画の世界に足を突っ込んで以来、四半世紀で獲得した性に関する理論と方法のすべてである。
目次
序章 今こそＳＥＸを裸にする
第１章 快楽装置の舞台裏
第２章 ＳＥＸで女を失神させる方法
第３章 ＳＥＸで男も失神する方法
第４章 「チャネリングＳＥＸ」の秘密
対談 女の視点からオーガズムを考える―南智子ＶＳ代々木忠
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
0607xxx
11
以前メルカリにて、水道橋博士の本を購入した際に、おまけとして同梱されており、読むことはないかな？と思っていたが、先日読んだ「アダルトビデオの革命史」の流れで気になったので読んでみた。20年ほど前の本で胡散臭い部分も若干あるが、面白くて新しい視点を得られた。2020/07/20
akihiko810/アカウント移行中
6
古本ざっと読み。ＡＶ監督ヨヨチュー（代々木忠）の、「男はもっと自分の枠組を外すべき」というセックス指南本。92年の本。印象度Ｂ－ エロサブカル界では有名な、ヨヨチューのセックス指南本。偶然見つけたので手に取った。オーガズムに達しヨガルために「真に自分を開放する」のだ、ということが書かれている。二村ヒトシなんかも影響を受けている本で、当時はこういう主張が斬新だったのか？ 今は男の受けも珍しくないと思うが。 後半スピリチュアル寄りなのと、あと自分はエロサブカルに興味なくなってしまったので2020/10/30
Tsumugi.G
4
せんせいにしつこいくらいゴリ押しされ結局貸して貰った(というか押しつけられた)。ジャケ画や副題からして手に取ることさえ憚られるから貸してもらわなきゃ一生読んでなかっただろう。なんだこのエロ本って最初は思ってたけど結局、読んで良かったと思っている。出版年かなり昔なので言葉遣い昭和なところはあるけど、エロ描写はおかずに…したかどうかはさておき(笑)それくらいそそる。恋愛音痴な男友達に助言したり自身の糧にしたりと汎用性は高い内容が多い。ここから学ばれることは多いが、知識として得るというよりは感じて得るスタイル？2016/05/12
チャーリー
2
とてもシンプルな言葉で、分かりやすくて、深いなあ、と感じさせる本でした。 AVを題材にしながら、エロさをあまり感じなかったのは何故かな・・・ 代々木監督の作品は一回も見たことがないのですけど、見たくなりました（笑）2015/06/02
ニコラス＠ケンジ
1
わかったような分からんような。 後半スピリチュアルになってしまうのがどうしても苦しい気がするが。 制度という鎧、エゴに囚われた自分を 上手く開放する遊びが人間には必要だと そういう本。 風俗嬢を国家公務員にすべき の分には笑ったが 色々と勉強になる部分もあった。 ようはどれだけ自分の脳みそと身体を 上手く騙せるかが 生き方のコツな気がする2022/11/13
