出版社内容情報
「仙人界は今日滅亡する」。崑崙山も金鰲島も関係なく、殷の存続を阻む者に牙を剥く聞仲。普賢真人が崑崙十二仙とともに仕掛けた決死の特攻も突破され、太公望は窮地に陥る。絶望的な状況の中、聞仲と対峙するかつての同志・黄飛虎。殷の未来を夢見た二人の再会は仙界大戦を終局へと導けるのか!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新天地
7
聞仲がとにかく強い。これでもかと強い。しかし後の方の展開でちゃんと弱さも描いたのがさらに物語に深みを増す。同様に太公望の強さと弱さが描かれているのが印象的。さらに「老いたる象徴(しるし)と風の分岐」と「雲間に揺れて風立ち去りぬ」が同じ巻に収録されていて感動が倍増。2016/04/12
もだんたいむす
5
カッコよかった……。震えるほどカッコよかったです。★★★★★2016/03/19
ミナ
4
聞仲は絵になってかっこいいなぁ。黒麒麟も最期まで忠実で、彼らの関係はどう始まったのかも知りたかったな。仙界大戦も終わり、新章突入!怠惰スーツほしいなぁ。2017/08/20
ヨー
3
☆☆☆☆2020/01/13
さちこ
3
ついに聞仲も封神され、仙界大戦が終了。戦う理由付けはそれぞれあれど、やはり聞仲は敵サイドでも心を打たれます。十二仙の壊滅は残念ですが…。゚(゚´Д`゚)゚。太上老君の怠けっぷりに続く!2016/03/21