出版社内容情報
川尻早人の機転により、ついに「吉良吉影」と対峙した仗助と億泰。だが「ストレイ・キャット」を味方につけた吉良の攻撃で、億泰が致命傷を負う。目を醒まさない億泰を抱え、仗助もまたダメージを受ける。果たして最凶の殺人鬼を倒し、杜王町の平和を守れるのか!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
32
この一見地味に見える第4部がなぜにこんなに人気を博したか。それは後書きにあるように、荒木先生がこの物語に深い愛情を込めてたからなんだろう。読んでて楽しいもんなぁ。★★★★☆2021/01/27
LUNE MER
16
最近ネットで「何部が一番好きか」に関する記事を読んだのだが、決められるか!スタンドに強い弱いの概念がないように、ジョジョに好きな部嫌いな部なんて概念はないッ!さて、第4部、この、ようやく吉良吉影に辿り着く瞬間のゾクゾクする感じは他の部では味わえないね。2021/01/06
流之助
15
アナザーワン バイツァ・ダスト その⑨~その⑩、クレイジー・Dは砕けない その①~⑨、思い出させてあげる、町の守護聖霊、さよなら杜王町‐黄金の心 四部完結。吉良をついに追い詰め、裁くことに成功した杜王町。おいしいところを持っていく承太郎、非力ながらも男を見せた早人がカッコいい!億泰と形兆のエピソードは泣ける!ここぞというときに活躍する康一君、やっぱり強い主人公仗助は勿論、最後に鈴美さんの前で本音を言う露伴ちゃんに萌え。巻末のあとがきも楽しめる。吉良は悪役だけど私もなぜか好きだな~。2016/08/06
JACK
10
◎ 殺人鬼、吉良との最終決戦を描く第4部12巻。吉良との戦いで瀕死の状態になった億泰を助けようとする仗助の優しさに胸が熱くなる。主なキャラクターが協力して吉良に挑むクライマックスは緊迫感があって良い。吉良の最後のシーンは盛者必衰を感じさせられた。杜王町の物語がこれで終わってしまうのは残念。後日譚が読みたいですね。2011/01/08
にぃと
8
最終巻、だけあって仗助と吉良の対決がメイン。ふたりの一騎打ちだけでなくそれぞれのスタンド能力を活かしたバトル、周りの人物との協力と、ラストバトルらしい総力戦だったし、吉良の最期もそれにふさわしいものだったと思う。4部はけっこうなボリュームだけど、それだけあって読み終わった後の満足感も相当なもので、いい終わり方だった。2024/05/26