内容説明
動乱が集結し、平和を取り戻した四龍島。飛は、『小黒龍』の名を背負ったまま黒龍屋敷で街の立て直しに尽力していた。だが、西里への想いは断ちがたい。おのれの心と、師父の遺した「黒龍をよろしく頼む」という言葉との間で飛は揺れる。やがて、大春節の日に正式に『龍』を継ぐことが決まった。飛は、ひとつの決断を下した…。ロングヒットカンフーアクションロマン、ついに感動の最終巻。
著者等紹介
真堂樹[シンドウタツキ]
1月3日生まれ、山羊座。O型。都内某女子大の文学部卒業。『春王冥府』で第24回コバルト・ノベル大賞受賞
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感想・レビュー
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ty.
1
春を待つ、どこか落ち着かないような幸せな空気溢るる最終巻でした。ああもう。春ですよ、皆。と伝えてあげたい気分になります。………が、まさかこの後飛がっ。此処まで来てこの期に及んで往生際悪く逃げ回るとは!!(爆笑)頑張れマクシム☆2001/05/10
ゆうき
1
終わった…!!ようやく本編読破…!!!!大春節の四市の龍舞シーンとかラストの再会シーンとか、最終巻らしいもの満載。前巻の『恋い恋う』と併せてシリーズ中で一番好きな巻です。2009/09/22
優月千草
0
本編終了。あの2人は生きてる可能性もあるのか。良かった……。 飛はやっぱりマクの隣で「花路」って呼ばれてるのが1番似合う。いろいろあったし、これからもいろいろありそうだし、北里がかわいそうだけど、一応大団円かな。 ここにきて冬眠サマ大好きすぎて困る。もう出てこないのに。 なんかゴチャゴチャした大変な話だったけど、読後感がやたらさわやかというか清々しいというか。これは全部飛のおかげなのかな。2014/01/05
あっしー
0
紙書籍にて初読。
punto
0
追記。2008/07/05