テロルと国家

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  • サイズ A5判/ページ数 274p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784870314993
  • NDC分類 304
  • Cコード C0095

内容説明

テロリストは、なぜ野蛮な行為に訴えたのか?当代の論客が21世紀を「テロルの世紀」と告知しつつ、暴力と戦争、そして国家について思想的に考察した、画期的な共同討議。

目次

1 テロルと思想(「アルカイダ・テロ」と映画;共同体への渇望 ほか)
2 文明と野蛮(「内部」の野蛮人;「野蛮」の露出 ほか)
3 国家と歴史(報復について;シュミットの「友敵論」と原理主義 ほか)
4 言葉と生活(機械仕掛けの「憲法」;憲法と安保条約の矛盾 ほか)
座談を終えて(知識人の裏切り;どこかで「戦争機械」は作動し始めている ほか)

著者等紹介

福田和也[フクダカズヤ]
1960年、東京都に生まれる。慶応義塾大学文学部仏文科卒。同大学院文学研究科仏文学専攻修士課程修了後、文芸評論家となり、論壇でも活躍。現在、慶応義塾大学環境情報学部助教授。著書として『日本の家郷』(三島由紀夫賞)『甘美な人生』(平林たい子文学賞)など多数

〓秀実[スガヒデミ]
1949年、新潟県に生まれる。学習院大学中退。『日本読書新聞』編集長、コーネル大学客員研究員を経て、現在、文芸評論家

佐伯啓思[サエキケイシ]
1949年、奈良県に生まれる。東京大学経済学部卒業。滋賀大学助教授を経て、現在、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。経済思想の研究から現代社会批判・文明批判へと射程を広げる。著書として『隠された思考』(サントリー学芸賞)『「アメリカニズム」の終焉』(東畑記念賞)『現代日本のリベラリズム』(読売論壇賞)など多数

西部邁[ニシベススム]
1939年、北海道に生まれる。東京大学経済学部卒業。横浜国立大学経済学部助教授、東京大学教養学部教授を経て、88年に辞任。現在、『発言者』主幹、秀明大学教授。著書として『経済倫理学序説』(吉野作造賞)『生まじめな戯れ』(サントリー学芸賞)など多数。93年、正論大賞を受賞
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

肉欲棒太郎

0
対談本は読みやすい。福田和也の博覧強記ぶりは化けもんレベル。2015/03/13

Z

0
濃い対談集。2014/01/28

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