内容説明
ヨルサ大陸を流れるナリ川の下流には、砂漠の真珠と呼ばれる水の都ファロンがあった。ファロンの象徴である水の神殿で巫女のソルマが殺され、それから水の都に雨が降らなくなった。異常事態を回避するため、新たな巫女姫を選ぶことが決まり、サヒャンとリランら42人の舞姫が水の大祭で舞いを舞うことになる。巫女姫に執念を燃やすリランに不安を覚えながら、サヒャンは大祭にのぞむが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Natsumi
5
図書館
蜜葉
4
だーいぶ前のコバルト文庫。親友同士の2人の美しい踊り子の1人リランの本性?がだんだんみえてくるにつれ物語もだんだん大きく動き出す。表紙の幻想的な美しさどおりの素敵な作品。2013/11/14
よね
2
幻想的な雰囲気のカバーイラストに惹かれて購入。神殿が強大な力を持つ架空の国で、水の巫女姫を選ぶための舞競べが始まる。最終候補は親友同士の二人の少女に選ばれるが…。とても読み応えがあり独特の世界観にもはまってしまい、読み終えるのが勿体ないような気もしてしまう。下巻も楽しみ。2022/04/04
みとん
1
舞姫のサヒャンとリランは親友。泣き虫なサヒャンをしっかり者のリランが面倒を見ている。巫女姫を決める舞台にたつことになっている二人。42人の舞姫のなかからひとりの巫女姫を選ぶ大事な舞台を前にし、自身がないけど舞いが好きなサヒャンと、天賦の才を持っているが、心になにかを抱えるリラン。サヒャンに求婚している国務大臣と、国王が見守る舞台で、7年前の出来事に関わっているリランが都の壊滅を目論む?2013/07/04
愛奈 穂佳(あいだ ほのか)
0
【大学在学中の4年間で、卒業後に進みたい業界に関係ある本を1000冊読みなさい、と言われたので挑戦した記録】 #3131996/02/29