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内容説明
御霊部の柊一と平家の末裔の少女・鷹子が加わった誠志郎たちの逃走は、北陸経由で秋田を目指していた。誰ひとり欠けることなく海にたどりつこう、と。しかも、間一髪の危機に鷹子が持っていた櫛を投げつけたことから、三回までは呪物を投げて逃げられるという呪的逃走の作用も味方につけた。和宏と美佳子のおかげで、誠志郎の心にも余裕が芽生えた―。だが、今度は御霊部部長・籠目が彼らの前に現れた。テレパス能力をもつ籠目は柊一の思考波を手がかりに居所を探りだしたのだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chatnoir
16
爆弾(壇ノ浦で亡くなったはずの女の子)を抱えた逃避行。でもとうとうラスボス系、御霊部部長や平家一門古株と対峙する羽目に...。あの先輩は顔だけの人じゃなかったんだねぇ。鷹子ちゃんも和宏も無事かしら?嫌な所で下巻に続く...。ページ合わせの番外編も面白かった。青山墓地でお花見...遠慮したい。霊が怖いよりもお手洗いを探して迷いそうだ。でも爽やかなエンディング。2020/11/13
よっしー
15
今回は中々に面白い展開続きで、楽しく読めました。若者達が、先達をやり込める展開はワクワクしますね。ヤミブンに御霊部、平家陣営との三つ巴、敵味方が入り乱れながら、どんな結末を迎えるのやら!! そして、何気ないヤミブンと御霊部の面々のやりあいが中々に楽しいです。2019/03/09
めぐみこ
6
【再読】ついに現れた籠目部長。テレパスにこういう攻撃が出来るのは意外だった。地味にキツいなぁ。霊能力皆無なのに部長に対抗できる…どころか恐れられてる吉野萌嬢、どんだけ貴重なんだ(笑)。追撃者から援護射撃に回った克也、雅行に怒りを見せる耕作、サトリいびりに活き活きなエリ子さんなど、なんだかんだいって頼れる先輩たちに拍手喝采。2011/11/01
香穂
6
やばい。巻を追うごとに夢中になる。シリーズ中盤は若干中弛みのような気がしたのに、誠志郎たちの逃避行からの巻き返しがすごい。面白い!! 今回も、追跡組との対決や誠志郎の火事場の何とか等見所がたくさん、おまけにスリリングな修学旅行気分も味わえる(笑)お得な巻でした。後編が気になる!2010/10/24
ミド
4
そういえばお姫さまは体内に剣があるんだったっけ。食欲魔人と化していたので忘れていた。少年少女の逃亡劇に克也も参戦して熱くなってきた。あと1冊で終わりだなんて残念。2016/10/03
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